オンオフを切り替え、無駄な時間をなくしていた大学生活
- どんな学生時代を過ごしましたか?
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大学生になると自分で管理しなければならない時間が増えたため、時間の有効活用を意識して過ごしていました。
比較的自由に時間割を組める学部だったので、興味のある授業を火曜日から木曜日の3日間にまとめて受講し、残りの4日間をアルバイトと遊びにあてていました。3、4年生時は管理会計のゼミを専攻していました。「遊ぶときは遊ぶ」「勉強するときは勉強する」といったオンオフの切り替えを大切にしていました。 - リコーに入社しようと思った決め手は何ですか?
- 自社製品に愛着を持って仕事をしたいという思いからメーカーを志望していました。そのなかでも、座談会や面接でお会いした社員の方が温かく、かつ良い意味でラフな雰囲気を持っていたことがリコーを選んだ決め手です。また、事業所が関東近郊に集中していることから、転居を伴う異動の可能性が少なく、人生設計を考えやすそうと感じたことも理由です。
データを活用し、相手が納得できるような提案を
- 普段の仕事内容を教えてください。
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リコーグループとしての利益最大化と、お客さま満足度向上の同時実現に向けたサプライチェーンマネジメントのプロセス強化に取り組んでいます。
私のチームでは主にA3カラー複合機の需給調整を実施しています。最新の販売戦略や販売動向に基づき、長期的な視点で複数の需要パターンを予測し、それらに応じて適切な供給ができるよう生産部署と調整をしています。
そのなかで、私はデータの収集や分析、販売パターンに応じたシミュレーションの作成による生産及び販売部署への最適な需給計画の提案を担当し、過剰在庫や品不足を発生させない需給コントロールを実施しています。 - 仕事をするうえで心がけていることは?
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データを活用して相手が納得できるような提案をするよう心がけています。販売部署と生産部署のあいだに立って需給調整をするなかで、リコーグループの利益最大化のためにどちらかにデメリットが生まれてしまう場面があります。
そこで数字をもとに定量的な提案をすることで、相手に納得してもらい円滑に業務を進められるよう努めています。データを根拠に議論することで自身の成長につながっていったと感じています。 - リコーで「はたらく歓び」を感じた瞬間はいつですか?
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リコーの製品は生産・販売ともに国内外にさまざまな拠点を持っているため、それぞれの地域と連携しうまく調整ができたときは、「グローバルな仕事ができた!」と達成感を感じます。
たとえばタイ工場のメンバーと調整を実施するときは、お互い母国語でない英語を使ってやり取りをします。離れた場所のメンバーと同じ目標に向かって、「ああでもない、こうでもない」と慣れない英語を使い、試行錯誤しながら目標を達成したときの喜びはひとしおです。
入社後に感じたデジタルサービスのクオリティ
- リコーのどのような部分に将来性を感じますか?
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入社前はオフィス機器の会社というイメージが強く、正直なところ、全世界的に進んでいるデジタル化にどう対応していくのか不安がありました。
しかし、実際に入社してみると、想像していたよりもデジタルサービスに注力していることがわかり、リコーならではのハードウェアとソフトウェアを組み合わせたきめ細かいサービスを提供していると実感しました。 - 実際に利用していて、満足度の高い福利厚生や働き方に関する制度はなんですか?
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エフェクティブワーキングタイム(フレックスタイム制度)という制度があり、かつ、活用しやすい雰囲気でもあります。区役所や銀行、歯医者など、平日に済ませたい用事があるときは1時間ほど中抜けして用事を済ませることができるので、時間の有効活用に役立っています。
また、私自身は経験ありませんが、同じチームの先輩社員がワーケーション制度を利用しています。平日業務終了後にのんびり温泉に入ったり、ご当地グルメを食べに行ったりしている話を聞き、今後ぜひ活用したいと考えています。 - 就職活動中の方へメッセージをお願いします!
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数ある企業のなかで、「ここで働きたい」「こんな仕事をしてみたい」と思えるような企業を探すのは簡単なことではないと思います。
私自身、社会人になってから、どんな仕事をしているかはもちろん、どんな人とどんな環境で働いているかという点も、自分の生活に大きく影響を及ぼすものだと痛感しました。ぜひいろんな視点から会社を見てみて、キャリアを設計してみてください。