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三宅 祐貴

前職で培ったノウハウを活かし、リコーの変革に貢献したい

どんな学生時代を過ごしましたか?
正直、あまり学業に熱心な学生ではありませんでした(笑)。大人数のテニスサークルに所属していたのですが、メンバーはそれぞれ強い個性を持つ先輩や後輩ばかり。私はサブキャプテンを担当していたのですが、どうすればチームがまとまるのかと、日々頭を悩ませていました。「同じチームでも、立場やキャラクターによって見ている景色が異なる」ということを大学のサークル活動で実感しましたが、それは会社に入っても同様でした。ですから、さまざまな個性を持つ人とのコミュニケーション方法など、大学時代に培ってきたスキルが、人事になったいまも活きています。
リコーに入社しようと思った決め手は何ですか?
前職で培った人事の経験や能力が、リコーの求めているスペックとマッチしていたからです。前職も人事として働いていて、現場で働く社員のサポートをしたり、国内外の関連会社を巻き込みながら、新たな人事制度の企画立案や働き方改革の促進などを行ったりしました。

そして、転職を考えていた時期に、リコーが人事部門の中途採用を募集していることを知ったのです。ちょうどリコーが会社として変革期を迎えていて、働き方改革に力を入れていきたいというタイミングでした。面接などでも変革に対する本気度を感じたので、これまで培ったスキルやノウハウを存分に発揮したいと思い、入社を決めました。

社員一人ひとりが、気兼ねなく仕事に打ち込める環境をつくる

普段の仕事内容を教えてください。
社員の働きやすさはもちろん、仕事のモチベーションアップにつながる施策や制度を改良していくことも人事の仕事です。毎年、昇給の期間が近づくと、職場を代表する社員が集まって社員全体としての給与の上げ幅を検討するのですが、人事はサポート役を務めます。給与の上げ幅を決める際に、社員や会社におよぼす影響を職場代表のメンバーに理解してもらう必要があるため、その説明を行います。

さらには、リコーの財政状況や今後見込まれるプラス・マイナスの要因、他社や世間の動向など、人事が持つ知見を用いて解説し、給与の上げ幅を判断してもらいます。そして、給与の上げ幅を社員全体に発表するときも、みんなを納得させるために、最終決定に至ったストーリーの情報整理もサポート。このように、施策や制度の信用度を高めていきながら、安心感と働きがいのある職場づくりに貢献しています。
ほぼ毎日リモートワークしています
仕事をとおして、どんな価値を提供したいですか?
社員一人ひとりが、気兼ねなくそれぞれの仕事に打ち込める環境をつくりたいです。社員に対しては、自身の仕事がどう評価されているのかを可視化してあげたいと考えています。たとえば、毎月の給与明細を見るだけでは、自分の頑張りが給与にしっかり反映されているのか、わからないものです。それぞれの頑張りが、フェアな方法で給与へと還元されれば、社員の働きがいにつながるはず。

だからこそ、人事評価の仕組みをより充実したものにしていきたいです。リコーで「はたらく歓び」を感じてくれる社員が増えることこそ、最高の価値提供だと思っています。
リコーで「はたらく歓び」を感じた瞬間はいつですか?
自分の考えた企画や提案が同僚や上司に認められたとき。とくに、修正を何度も重ねて関係各所を説得し、最終的に経営陣にも承認されて、実際に制度化できたときはやりがいを感じます。難しい一山を超えたぞというような、大きく一息つく瞬間です。あとは、やはり社員から感謝の言葉をいただいたり、「一緒に仕事ができてよかった」と言ってもらえたりすることも、本当に励みになります。

立場を問わず、意見を受け入れてくれるのがリコーの魅力

リコーの魅力を教えてください。
懐の深い人が多いところ。若手やバックグラウンドの異なる人の発信を歓迎する風土が、リコーには根づいています。もちろん、間違った意見であれば反論されますが(笑)、正しい意見は立場を問わず受け入れられます。誰とでも話しやすい環境で、私自身も入社直後から現在まで、働きやすさを感じています。

また、多様な働き方に理解がある点も、魅力のひとつ。実際に短時間勤務などで家庭と両立しつつ、時間にメリハリをつけながら高い成果を発揮している社員も多くいて、非常に参考になります。
若手の人事で合宿をしたときの写真
お気に入りの福利厚生は?
カジュアルな服装での出社が許されていることです。以前はビジネスカジュアルの着用が必須だったのですが、その頃と比べると職場の雰囲気も柔らかくなった気がします。通勤や仕事がしやすい服装を選べるため、身体も心もラクになりました。

あとは、男性でも出生休暇や有給の育児休業が取得しやすいのも良い点。今度、第一子が生まれる予定の私も取得しようと思っています。休み中は、家庭のことに全力を注ぐつもりです。きっと仕事よりも大変だろうなぁと、不安と楽しみが入り混じっています(笑)。
就職活動中の方へメッセージをお願いします!
いまは、「新卒入社した会社に永久就職する」という時代ではありません。だからこそ自分のなりたい姿や、自身を高めることができる職場環境を貪欲に追い求めてください。取り繕うことなく、面接では正直な想いをぶつけてみてほしいです。その想いに共感してくれた企業で働けたら、より良い社会人人生のスタートを切れると思います!

オフの日の楽しみ

リコーのテニス部に所属しており、休日はよく会社が所有しているコートで練習をしています。普段、仕事上では関わらない部署の方々と気兼ねなく接せるのが楽しいです。テニスの練習がなければランニングをするなど、身体を動かしていることが多いです。

あとは、終業後に英会話をしたり、就活相談のボランティアをしたり。リモートワークになり出社がなくなってからは、平日に使える時間も増えました。

ある一日のスケジュール(※在宅勤務の場合)

〜8:00
就寝
8:00
仕事の準備
9:00
始業。チームの週次ミーティング
10:00
打ち合わせ準備(提案・ストーリーの整理)
12:00
昼休み
13:00
打ち合わせ
14:00
打ち合わせ結果の振り返り(資料修正や次回以降のスケジューリング)
15:00
給与や賞与に関わるデータ分析
17:30
終業。英会話 or ランニング or 夕飯準備 or 残業
19:00
家族で夕飯、テレビ、風呂、自由時間

リコーでのキャリア

2018年10月〜現在/人事 人事処遇グループ

人事処遇グループにて社員の昇格などを担当。人事制度、とくに処遇制度の考え方や運用を学びながら、リコー内やグループ会社の人事などとの人脈形成を図る。その後、社員の昇給・賞与を担当。そのほかに、優秀人材を獲得するための企画や、成果によってよりメリハリのつく企画・導入を実施。

加えて現在は、年功序列のもと処遇がアップしていく「処遇制度」ではなく、担当案件の大きさや重さによって決まる、いわゆる「ジョブ型の処遇制度」の企画を担当。

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