面接で感じた「この人たちと一緒に働きたい」という気持ち
- どんな学生時代を過ごしましたか?
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「大学時代にしかできないことをしよう」と、活発に行動していました。社会人になったら長期で海外に行くことが難しくなると思ったので、ペルー、エジプト、フランス、イタリア、ギリシャ、香港と、さまざまな国に行きました。
大学では情報システム系のゼミに所属し、IT先進国であるシンガポールの大学との情報交換やベンチャー企業でのインターンシップ経験から、システム開発に興味を持ちました。 - リコーに入社しようと思った決め手は何ですか?
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前職で行なっていた、システム開発にあたり構想や企画をつくる上流工程での取り組みやプロジェクトマネジメントの経験が、求められる条件と一致しており、その取り組み方や考え方を活かすことができる会社だと感じました。
また、面接時に社員の方々と話をするなかで、リコーで働く自分を想像でき、「この人たちと一緒に働きたい」という気持ちが芽生えたのも決め手です。
「一緒に仕事をしたい」と言ってもらえる信頼関係を結べるように
- 普段の仕事内容を教えてください。
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社内ITとして、リコーグループの社員が利用するシステムの企画・推進、リエゾン(※)業務を担当しています。
主に、人事・総務・法務といった本社業務領域に関わるプロジェクトに参画しています。業務で目指すあるべき姿の達成に向けて、また、システムを利用するリコーグループ全社員の働きやすさを向上するため、単なる業務効率化だけではなく、部門の方針に則ったプロセスの再構築や業務の見直しを計画し、課題解決に取り組んでいます。
※リエゾン:業務改革を実現するためのシステム提案と構築を行なう役割のこと。フランス語で「連携・橋渡し・つなぐ」を意味する。
- 仕事をするうえで心がけていることは?
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課題を検討するなかで、本質的な課題解決を行なわないと、表面上だけの解決になってしまうため、根本的な原因かつ現実的な対応方法なのかを見極めるように心がけています。
根本的な原因を探る方法として、「なぜなぜ分析」というなぜを5回繰り返す手法があるのですが、「なぜ、そうなったのか?」ではなく、「何が要因でそうなったのか?」という問いを繰り返すことによって「真の原因」を探り、課題の根本的な解決を検討するようにしています。 - リコーで「はたらく歓び」を感じた瞬間はいつですか?
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システムが安定稼働して、ひとつのプロジェクトが完了した際に、安堵感とプロジェクトをやり切ったという達成感を感じます。さらに、計画したQCD(※)を守り、課題をどうにか落ち着かせることができると、歓びもひとしおです。
※QCD:Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字を並べた用語。製造業やソフトウェア開発などにおいて重要な3要素を表す。
また、ちょっとした相談を持ちかけてくれたり、業務とは関係ないとことで声をかけてくれたり、「一緒に仕事をしたい」と言ってもらえることにも歓びを感じています。
希望があればチャレンジできる環境が整っている
- リコーのいちばんの魅力を教えてください。
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「自律的に考え、行動する」ことで、誰でもチャレンジできる環境があるという点です。社内公募制度やTRIBUS(トライバス)という社内起業のプロジェクト、社内外の副業制度、海外駐在、もちろん組織のなかの施策やプロジェクトに手をあげることもできます。
年次に関係なく、やりたい仕事やいろいろなことにチャレンジできる環境が整っているため、自分の想いを上司に伝えることで、希望をかなえるために取り組むべきことも見えてきます。自律的に考えて行動する社員の後押しをしてくれる会社です。 - 職場はどんな環境ですか?
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みなさん優しく、真面目で穏やかな方が多い印象です。私はキャリア採用で入社しましたが、とても心地よく、すぐに溶け込むことができました。同じグループのメンバーは、さまざまなプロジェクトに参画しており、つね日頃、顔を合わすわけではないのですが、困りごとやちょっとした相談があるときに話を聞いてくれます。アドバイスやフォローをしてくれるので、非常に心強いです。
また、私の所属している部門では、リモートワークと出社をバランスよく組み合わせ、働き方を自由に選択することができるので、非常に働きやすい制度・環境が整っていると感じています。 - リコーのどのような部分に将来性を感じますか?
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現在、リコーはOAメーカーからデジタルサービスの会社へと変革を進めています。社員もそれに合わせて変革していくことが求められており、変化に対応するために自らが考えて行動する「自律的型人材」が重要になっています。
スキルアッププログラムをはじめ、人事面においても会社からさまざまな機会が提供されているので、会社の変革とともに成長する機会を広く提供してくれる人材育成に将来性を感じています。