人と人をつなぎ支える、モノづくりの想いに魅力を感じた
- どんな学生時代を過ごしましたか?
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軽音サークルと写真部に所属して、サークル活動を真剣に取り組んでいた学生でした。大学院を含めて6年間、家電量販店で商品販売のアルバイトをしており、お客さまに商品をご提案して喜んでいただくことにやりがいを感じ、リコーでは営業を選びました。
大学院では植物の研究をしていました。物事を順序立てて考える力がいまの営業活動に活かすことができていると実感しています。研究生活は毎日寝泊りしながら植物に向き合い、実験を繰り返す日々を過ごしていたので、忍耐力が鍛えられました。
- リコーに入社しようと思った決め手は何ですか?
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企業理念と人柄です。私は人の役に立ちたいという軸で就職活動をしておりました。リコーの説明会に参加して、「人を愛し 国を愛し 勤めを愛す」という三愛精神や、「人が人に情報を伝え、つながること」を大切にしていると知り惹かれました。複合機などリコー製品は仕事を円滑にする製品というだけでなく、みなさんがつながることを支えられる製品、というモノづくりの想いがとても魅力的に感じました。
また、OB訪問をした際や説明会で関わった社員の方々が本当に誠実で、私もここで一緒に働きたいと思いました。同期からも話を聞いたところ、人柄で入社を決めた方は多いと感じています。
ビジネスライクではなく、お客さまの良き相談相手を目指す
- 普段の仕事内容を教えてください。
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国内の販売会社であるリコージャパン株式会社へ出向して、営業活動をしております。お客さま起点で、どうしたらもっと仕事が円滑になるだろうか、喜んでいただけるだろうか、と考えながら営業をしています。
いまは通信業界のお客さまを担当しており、リコー製品以外にも、オフィスで使うPCから体表温度を測るサーマルカメラ、無形商材である業務システムなど、他社製品含めてさまざまな商品やシステムソリューションの提案ができるため、お客さまのご要望、課題に合わせて、幅広い営業活動に取り組めています。
- 仕事をするうえで心がけていることは?
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いちばん心がけていることはお客さまの良き相談相手になることです。お客さまと営業担当者というビジネスライクな関係性だけではなく、お客さまに困りごとがあった際には、何でも相談していただけるような関係性を築くことを意識しています。
そのため、お客さまのお仕事内容から人柄まで、興味を持つようにしています。興味があると普段どんな仕事をしているんだろうとお客さまのことをもっと知りたいという意識に変わり、それが自然と行動にも出ます。質問したいこともどんどん浮かび、それが結果的にお客さまのお役立ちにつながっていくと感じています。
- リコーで「はたらく歓び」を感じた瞬間はいつですか?
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入社1年目のとき、お客さまから「國森さんの提案だから購入することを決めた」とおっしゃっていただき、私が提案したサーマルカメラを導入してもらえたことです。結果的に、お客さまはサーマルカメラをビルの入り口13か所すべてに設置することを決めました。納品する際、お客さまからのありがとうの言葉で、営業の道を選んで良かったと心底思いましたし、お客さま先に行く度にサーマルカメラをご利用されるシーンをみて、歓びを感じています。
このことがきっかけで事業部でもカメラ機器の部門で売上1位となり表彰していただきました。1年目でも活躍できる環境であることを強く実感しました。
変わりゆく社会に適応したサービスを提案していく
- 職場はどんな環境ですか?
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みなさん誠実で、一緒に働いていて楽しいです。お客さまは在宅勤務がメインであるため、私も在宅で働く機会が多いのですが、先輩たちが優しくフォローしてくださるので、安心して仕事ができます。
また、部下のやりたいことに対するフォローまで丁寧にみてくれる環境です。たとえば、ある商品の勉強会を開きたいと上長に相談した際、「いいね、どんな感じにやろうか」と勉強会の内容まで相談させてもらったことがあります。いつも支えてくださっている上長、先輩、同期には本当に感謝をしています。
- リコーのどのような部分に将来性を感じますか?
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世の中の状況に合わせて、会社全体で変わろうとする強い意識から将来性を感じています。
リコーは2020年にデジタルサービスの会社に生まれ変わると決めました。複合機メーカーのイメージが強いリコーですが、最近ではオンライン会議で便利な360°カメラ搭載のマイクスピーカーを発売するなど、技術を駆使して商品を開発しています。変わり続ける状況のなかでも、適応力を発揮して、お客さまや社会に貢献したいです。