趣味のカメラを開発したい。事業内容と社内の雰囲気が決め手に
- どんな学生時代を過ごしましたか?
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趣味をとことん追求していた学生時代でした。特にはまっていたのは一人旅とカメラです。1か月は日本に帰らないと決めて、インド、ラオス、タイをバックパックひとつで回ったこともありました。
カメラを好きになったのは大学2年生のときです。一眼レフにどっぷりはまり、海外に行く際もカメラを片手に周っていました。いろいろなご縁からカフェの壁を借りて、1か月半ほど写真を展示させていただいたこともあります。この経験からカメラの技術にも興味を持つようになり、カメラ開発をしてみたいと思うようになりました。
- リコーに入社しようと思った決め手は何ですか?
- カメラの開発ができることと、大手であることの2つを軸に就活をしており、面接などのときに会社や社員の方々の様子を見て働きやすそうな会社だなと感じ、入社の思いを固めました。
社内でチームを組み、世界記録に挑戦
- 働くうえで喜びを感じた瞬間はありますか?
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自分たちでつくったマシンが世界記録に認定されたときです。
2021年に、NHK BSプレミアムの『魔改造の夜』という、身の回りのおもちゃや家電を魔改造し企業同士で競い合う番組で、リコーの代表(リーダー)として挑戦させていただきました。競技の内容は、おもちゃのペンギン5体を改造して1分間に何回縄跳びできるかを競う「ペンギンちゃん大縄跳び」です。ほぼ初対面のメンバーで、かつ1か月半で成果を出すことが求められる企画だったこともあり、思うような結果が出せず。その後、どうしてうまくいかなかったのか疑問を解消するため、番組で挑戦したマシンをブラッシュアップして世界記録に挑戦し、1分間に170回のジャンプを実現したとき、喜びを感じることができました。
- 仕事をするうえで心がけていることは?
- いろいろな仕事を自分ごととして考えて、当事者意識を持つことを心がけています。『魔改造の夜』とそれに続いての世界記録への挑戦では、短期間&少人数で成果を出すことが求められました。チーム内ではそれぞれ担当分野がありますが、全員がどんなことに対しても自分ごととして取り組んでいたため、分野を超えて協力しあいながら開発を進めることができました。当事者意識を持って仕事をすることで、全体のアウトプットが120%や140%になることを体験できました。
- リコーの強みはどこにあると思いますか?
- 開発をするための設備や、スキルをもったエンジニアが多数いることです。『魔改造の夜』の出演を通じて、社内のさまざまなエンジニアたちともつながりましたが、みんな本当にモノづくりが好きで、家に3Dプリンターや自分だけの工作室がある方もいました。
やりたいことに挑戦させてもらえる環境がある
- 実際に利用していて、満足度の高い福利厚生や働き方に関する制度はなんですか?
- 社内副業制度です。この制度を活用し、採用グループで写真撮影や動画制作をさせていただきました。本業とは違う頭を使うので、リフレッシュや気分の切り替えにもなります。また、動画制作の仕事で身に着けたスキルが評価され、本業でもPR動画を任されたこともありました。
- リコーのいちばんの魅力を教えてください。
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やりたいと思うことに挑戦させてもらえる風土が好きです。私の場合、社内副業や『魔改造の夜』への挑戦など、本業以外での活動をたくさんやらせてもらえたことに感謝しています。
この挑戦を通じて、普段の業務では出会えなかった人たちとたくさんつながることができました。そのおかげで、リコーにも面白い人達がたくさんいるなと日々刺激を受けています!