リコー、「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」に2年連続で選出

株式会社リコーはこのたび、英フィナンシャル・タイムズと独調査会社スタティスタが共同で実施する「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」において、アジア太平洋地域275社のうちの1社に選出されました。本調査では、アジア太平洋地域に本社を置く企業の、2016年から2021年にかけての温暖化ガスの削減度合いを、調査参加企業から提供されたデータに基づき、各社の売上高に対するGHG（温室効果ガス）排出量（原単位）の増減量として算出した上で、スコープ3の透明性、CDPスコアやSBT認定なども加味します。

リコーでは、2050年にバリューチェーン全体のGHG排出量を実質ゼロにすることを目指し、その過程である2030年の目標として、「自社排出のGHG（スコープ1, 2）を63％削減」、「スコープ3の40%削減」を設定しており、SBT認証を取得しています。また、日本企業初のRE100参加企業として、事業で使う電力の再生可能エネルギー（以下、再エネ）比率を2050年に100%とする目標に向けて、2030年までに同比率を50%に高めます。

これまでの取り組みとして、生産工程のプロセス改善や高効率・省エネ機器の導入、国内事業所のZEB化、車両のEV化、物流プロセスの見直しによる省エネ活動のほか、拠点への再エネ導入においては、追加性のある再エネとして、オンサイトPPAモデルの導入や国内VPPA契約を行っています。また、全世界のA3複合機の生産については、100%再エネ電力で実施しています。

「Driving Sustainability for Our Future. ～持続可能な社会を、ビジネスの力で。」リコーは今後も、事業を通じた社会課題の解決に取り組み、世の中の役に立つ新しい価値を提供してまいります。

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