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2020年度 新入社員の皆さんへ

2020年4月1日
2020年4月1日
株式会社リコー
代表取締役 社長執行役員
山下 良則

入社おめでとうございます。人生の節目を迎えられた皆さんのここ数か月は、新型コロナウイルスの影響もあり、例年とは全く異なるものであったかと思いますが、本日こうして皆さんをお迎えできたことを本当にうれしく思います。

リコーグループをよく理解してもらうために、創業の精神である「三愛精神」についてお話しします。

三愛精神は、「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」という、創業者 市村清の言葉です。

「人を愛す」は社員を大切にした経営や、お客様を大切にした事業運営がいかに重要かを教えてくれるもので、リコーの社風がよく表れていると感じています。私たちのすべての事業は、ワークプレイス、つまり、お客様の“はたらく場所”で展開されています。目を向けているのは、「はたらく人」です。「はたらく人」がいかにそのパフォーマンスを最大化できるかを支援していく」という考え方が私たちの事業活動のベースになっています。

次に、「国を愛す」。三愛精神は日本が終戦間もない頃に提唱されました。そこには、日本を事業の力で復興させたいという市村の想いが込められていました。今の時代であれば“地球を愛する”と解釈できます。「企業の活動が社会に還元されている」、それによってはじめて「企業は持続的であることができる」、そんなことを教えてくれます。

最後が、「勤めを愛す」です。ここから感じるのは、「自律的に取り組むことの大切さ」です。本日から始まるリコーグループの第20次中期経営計画では、3つの基本方針の1つ目に「自律型人材の活躍」を置いています。

「人を愛す」で始まる三愛精神は、「どんな社員にでも等しく優しい会社」ではなく、「熱意と責任感をもって仕事に取り組む社員こそを大切にし、報いる会社」でなくてはならないと思っています。

本日から皆さんは仕事をして、対価としての給与を貰うわけです。その「仕事」とはどういうものでしょうか?会社に来て、何をすることが「仕事」になるのでしょうか?私は入社当時、工場実習や販売実習などを経験しながら、『この仕事はなぜやってるのだろう?』とか『どのように役に立つのだろう?』などと考えてばかりいました。私なりの結論は、仕事とは「相手の役に立つことをすること」でした。

仕事には「相手」があって、自分の仕事に対して「待っていてくれる人」がいます。相手がはっきりしないと、自分自身の満足は得られないと思います。上司に指示をされたとしても、相手が誰かわからない仕事はやらない方がいい、ということです。

そして次に、その相手の「役に立つこと」。お客様でも上司でも部下でも同僚でも、その相手に対してどう役に立つかを考えないといけません。言い換えれば、自分の仕事の結果で、「相手に届ける価値は何か?」そして、「その価値をいかに最大化するか?」ということです。こう考えると、仕事に「創意工夫」が生まれます。

最後に必要なのは、「行動に移す」ということです。これが一番大事なことです。会議室で、ああでもない… こうでもない… と言っている間は、「失敗はありません」が、「成功もありません」。行動してこそ結果があります。その結果が失敗であろうと、次の成功への糧になります。特に皆さんのように、周りがすべて先輩という環境では、自ら行動することは少し勇気がいることかもしれません。しかし、皆さんの失敗は、上司や先輩が必ずフォローしてくれます。ぜひ、「行動する」ということを忘れないでください。

これまでの話を、皆さんへの期待として言い換えてみます。

まず、「自分の考えを発信すること」です。

そして、「その考えが理解されるように働きかけること」。そこには、論理的に説明する力とともに、相手に耳を傾けさせる情熱も必要だと思います。自分の考えていることを「相手に伝えて」、「共感を得て」、「相手を動かす」…、ぜひ新入社員のうちから実践してほしいと思います。

そして最後に、「行動するということ」。“行動してこそ仕事”であることを忘れないでください。

企業の宝は“社員のモチベーション”です。「当事者意識を持って仕事に取り組む社員が働きやすい会社」を作っていくのが、社長である私の使命です。

今日から、皆さんは仲間です。ぜひ力を合わせて、新しいリコーを創り上げていきましょう。


| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2019年3月期リコーグループ連結売上は2兆132億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
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