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お知らせ

産業用ステレオカメラ「RICOH SV-M-S1」に新機能を追加

2016年3月1日
リコーインダストリアルソリューションズ株式会社

   リコーインダストリアルソリューションズ株式会社(社長執行役員:中田克典)は、2015年3月に発売した産業用ステレオカメラ「RICOH SV-M-S1」のファームウェアを更新し、新機能を追加します。外部機器からの信号をトリガーとして撮影できるようになる「外部機器との連携機能」を強化するとともに、「コントラストの高い被写体の計測機能」「計測距離範囲調整機能」などお客様からご要望が多かった機能を新たに付け加えることで、同製品の利便性をさらに向上させました。

 

新たに追加される機能

1. 外部機器との連携機能を強化

   「RICOH SV-M-S1」背面のピンコネクタに、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)などの外部機器からの信号を入力することでトリガーとして撮影を行うことができるようになりました。さらに、背面のピンコネクタから、露光状態やストロボ発光タイミングも信号として出力することができるようになりました。これらの機能により外部機器との連携機能が強化され、アプリケーションに応じて多様なシステム構築が可能となりました。

 

2. コントラストの高い被写体の計測機能を強化

   カメラ内で複数の露光時間の画像を合成することで、ダイナミックレンジの広い撮影をすることができるようになりました。また、ソフトウェアからのガンマ値調整によって画像の明るさを被写体に合わせる事ができるようになりました。これらの機能により、コントラストの高い被写体の計測がさらにしやすくなりました。

 

3. 計測距離範囲調整が可能に

   ステレオカメラ本体を人手で調整することなく、ソフトウェアの操作により、計測可能な距離範囲を調整することができるようになりました*1。ステレオカメラから計測対象までの距離に応じて計測至近距離を設定していただくことで、自動で計測距離範囲を調整*2いたします。この機能により多様な計測対象/計測環境をカバーすることができるようになりました。

 

*1 カメラ出荷時の計測距離範囲は800mm~1,200mmとなっています。

*2 計測距離範囲は設定された計測至近距離に応じて変化いたします。

計測範囲調整結果例:1,200mm-2,702mm(幅約1.5m)、1,401mm-3,993mm(幅約2.6m)

 

 

   また、今回の新機能が追加されたステレオカメラは、3月4日発売予定の2D/3D併用型ピッキングシステム「RICOH RLシリーズ」にも搭載されています。詳細につきましては「RICOH RLシリーズ」のプレスリリースをご覧ください。

 

   なお、今回の新機能ファームウェア詳細につきましては弊社営業までお問い合わせください。

お客様からのお問い合わせ:045-477-1551

関連情報


| リコーグループについて |

リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、デジタルカメラ、産業用製品・サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2015年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,319億円)。

創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。

想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。

より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。