株式会社リコー(社長執行役員:山下良則)は、トランザクション市場向けの高速インクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro VC40000」を2021年1月27日に発売します。
新製品は、2007年発売の「InfoPrint 5000」の後継機種で、基幹業務印刷において要求される生産性や用紙対応力、システム構成の柔軟性を強化しました。
最高印刷速度は150m/分を実現し、前身機の128m/分から生産性を飛躍的に向上しました。白スジなどの発生を強力に抑制するプリントヘッドを採用し、高い生産性における優れた印刷品質を安定的に提供します。対応用紙厚は40~250g/m²を実現し、薄紙や圧着紙など幅広い用紙への対応を強化しました。また、片面機2台で同時に印刷するデュアルシンプレックス構成を新たに採用することで、お客様のニーズに合わせた幅広い業務への対応を可能にしています。
これらに加え、金融業、製造業、流通業、自治体などで広く利用されている基幹系の業務用印刷データフォーマット(IPDS)に標準対応しています。IPDSフォーマットをご利用のお客様においては、既存の上位システムに手を加えることなく出力することが可能です。
トランザクション市場向けの印刷事業者や企業内のデータセンターへの導入を進めることで、リコーは更なる価値を提供し、お客様のビジネスをサポートしてまいります。
製品名 | RICOH Pro VC40000 |
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解像度 | 600dpi × 600dpi、 600dpi × 450dpi |
印刷方式 | ドロップオンデマンド インクジェット方式 |
対応用紙厚 | 坪量:40~250g/m²* |
最高印刷速度 | 150m/分 |
標準価格(消費税別) | オープン |
発売日 | 2021年1月27日 |
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2020年3月期リコーグループ連結売上高は2兆85億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の“はたらく”をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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