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お知らせ

リコー、GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「優れたTCFD開示」に選定

~統合報告書に続き、TCFD開示でも5機関から高い評価を獲得~

2022年3月28日
株式会社リコー

株式会社リコーは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内株式の運用を委託している運用機関が選ぶ「優れたTCFD開示」において、5機関から高い評価を獲得しました。5機関からの票の獲得は、ESGへの実効性のある取り組みと積極的な開示を両輪で進めてきた成果であると認識しています。

GPIFは、昨年のコーポレートガバナンス・コード改訂内容を踏まえた新たな取り組みとして、国内株式の運用を委託している運用機関に対して、「優れたTCFD開示」の選定を依頼し、27社が「優れたTCFD開示」に選定され、なかでもリコーを含む4社が4機関以上の運用機関から高い評価を得ました。同時に開示の4項目(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標)についても優れた開示の選定がされ、いずれかで票を獲得した企業(54社)のうち、リコーは全ての開示項目で票を獲得しました。

評価いただいた運用機関のコメントは、以下の通りです。

  • 1976年の環境推進室設立以来、長年環境経営に取り組んでおり、初めて発行したTCFDレポートでは、脱炭素に向けた環境目標を一層強化し、その取り組みが同社の事業機会となりうることを具体的に示している。
  • TCFDレポートとして、実例を豊富に掲載しつつ、包括的な開示がなされている。
  • TCFD推奨の開示項目に留まらず、気候変動の取組の歴史、達成に向けた施策や具体的事例、更に、事業機会としての財務への影響も開示するなど、気候変動に対する取組全般が理解しやすいものになっている。
  • 統合報告書以外に、TCFD 開示に特化したTCFDレポートを開示しており、TCFD開示の4項目に関して詳細な開示を行っている。ガバナンスでは、ESGのガバナンス体制に加えて、GHG排出削減目標が役員報酬と連動していることを開示。気候変動におけるリスク分析では、財務影響を大(500億円以上)、中(数十億円~500億円程度)、小(数億円)といった形で定量的な要素を含めて分析するとともに、各リスク・機会を、写真などを活用しながら分かり易く説明している。また、リスク管理の開示では体制図のみならず、重点経営リスクの決定プロセスを図を使って説明している。指標と目標では、スコープ3とSBTに言及しており、バランスの取れた質の高いTCFD開示となっている。

今後も積極的な情報開示を進め、リコーグループへの理解を深めていただくとともに、経営品質を向上し、事業成長を図ることで、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。


| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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