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高速・高画質を実現する新乾燥技術

紙のシワを防ぎ、印刷速度と画質を大幅に向上する乾燥技術

連続帳票用高速フルカラーインクジェット・プリンティング・システムRICOH Pro VC70000用に開発した新乾燥技術では、高濃度画像や薄紙を利用した場合にもシワの発生を防ぎ、省スペース・省エネで印刷速度と画質を大幅に向上しています。

背景

従来、インクジェットプリンターで印刷を行うと、紙に波打ち状のシワ(コックリング)が発生することがありました。原因は、紙がインクを吸収することによって紙が不均一に伸びてしまうためです。コックリングは高濃度の画像を出力する場合や薄紙を用いた場合に特に発生し、従来の技術で防ぐことは困難でした。

解決したこと

今回開発した新乾燥装置では、リコー独自の乾燥技術によって、高濃度の画像を出力する場合や薄紙を用いた場合でもコックリングの発生を防止し、さらに省スペース・省エネで印刷速度と画質を大幅に向上することが可能になりました。

図1:従来乾燥技術と新乾燥技術による印刷画像の違い

技術の特徴

従来の乾燥装置では、用紙を大径の加熱ローラーに巻き付けながら、その周りに配置した金属性の熱風ドライヤーを用いてインクの乾燥を行っていました(図2)。薄紙や高濃度の画像を印刷する場合には、大径加熱ローラー上で用紙が不均一に伸縮してコックリングが発生していました(図3)。

図2:従来の乾燥装置

図3:大径加熱ローラー表面に発生したコックリング

これに対し、新乾燥装置では、従来熱風ドライヤーを配置していたスペースに、小径の加熱ローラー、用紙を小径の加熱ローラーに密着させるための搬送ローラー、常温の風をインクに吹き付ける樹脂製のドライヤーを新規に搭載しました(図4)。

図4:新乾燥装置

図5:小径加熱ローラーによるコックリング矯正

この新しい構成によって、以下を実現することができました。

  • 小径加熱ローラーで用紙のシワを引き伸ばしながら繰り返し加熱するアイロン効果によるコックリング矯正(図5)
  • 用紙を装置内で周回させ、小径加熱ローラーに2周、大型加熱ローラーに1周分巻き付ける省スペース・ロングパス搬送による乾燥性能の向上
  • 樹脂製の常温ドライヤーを用いた気流コントロール、および樹脂の断熱効果による消費電力の抑制

本技術の特徴により、高濃度の画像を出力する場合や薄紙を用いた場合でもコックリングの発生を防止し、さらに省スペース・省エネで印刷速度と画質を大幅に向上することが可能になりました。

リコーの想い

リコーは、RICOH Pro VCシリーズ向け新インクおよび新乾燥技術を搭載した「RICOH Pro VC70000」の発売により、商用印刷市場においてインクジェットプリンターに求められる高画質、生産性、コストの削減を同時に実現し、これまでオフセット印刷が大半を占めていた、カタログや雑誌をはじめとした多岐に渡る高品位印刷の領域にも積極的に参入し、印刷業のお客様のご要望に応えてまいります。

RICOH Pro VC70000の紹介

本技術の分類:  分野別  「プリンティング」  |  製品別  「プロダクションプリンター」