デジタルサービスの会社への変革にあたって、グローバルなR&D体制はどうあるべきか、どのように進化させるかについて検討を開始しました。欧州とアジアでは産学パートナーシップの拠点を整備し、オープンイノベーションの強化を進めています。リコーのテクノロジーへの強いフォーカスは変わらず、むしろその重要性はさらに増していきます。いかにして有効なテクノロジーの無形資産を築き上げるかが、リコーの成功を決める重要な経営課題です。異なる領域のさまざまな知見を有する技術者同士の交流を促し、お互いの専門性の幅を広げてもらうことで、技術人材の育成と技術力強化につなげていきます。
大山 晃 CTO(Chief Technology Officer)