株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃、以下 リコー)は、3月24日にCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund」を通じて、米国O Ltd.(代表者:a春、以下 O社)と資本提携契約を締結しました。
ハイブリッドワークの普及とテクノロジーの進化により、多様な働き方が一般化する一方で、チーム間のコミュニケーションが希薄になり、共有知の蓄積や創造的なコラボレーションが進みにくい課題も生じています。O社が提供するメタバースプラットフォーム「MEs(ミーズ)」は、ユーザーの思考の経過を保存し、視覚化することにより、ユーザー同士が互いの発想に触れながら新たなアイデアを創出できる場を提供します。リコーはO社との連携を通じて、デジタル空間における創造力の発揮に関する知見を深め、より多様で創造的な働き方の実現を目指します。
また、リコーでは、チームの創造力を高めるための次世代会議空間「RICOH PRISM」を実証実験として展開中です。今後O社との連携により、デジタルとリアルが融合する新たなサービス体験の提供可能性を探っていきます。
リコーは2023年11月に本ファンドを設立し、BtoBスタートアップの成長支援を通じて、デジタルサービスの会社への変革の加速に取り組んでいます。今後も、オープンイノベーションを通じた協業・共創により、“はたらく”に変革を起こしつづけることで、人ならではの創造力の発揮を支え、持続可能な未来の社会づくりに貢献します。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2024年3月期グループ連結売上高2兆3,489億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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