ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、株式会社L is B(エルイズビー 本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:横井 太輔、以下L is B)とともに、「RICOH360」プラットフォーム事業と、L is Bが提供する現場向けカメラアプリ「タグショット/タグアルバム」との協業を開始します。具体的には、建設現場の報告写真としてRICOH THETAで撮影した360度画像を「タグショット/タグアルバム」のクラウド上に保存できる機能連携を行い、建設現場の報告業務のDXを後押しします。
リコーは、2013年に世界で初めて*1ワンショットで360度撮影ができるカメラ「RICOH THETA」を発売以降、360度画像・映像を活用した事業の幅を広げてきました。現在では、360度画像・映像に関連するデバイスやソフトウェア、クラウドサービスを連携させることで、撮影からデータ活用までのワークフローを効率化するソリューションを提供し、業務効率化と生産性の向上を実現する「RICOH360」プラットフォーム事業を展開・強化しています。特に、建設業において、現場の進捗管理ツールとして360度画像が活用されています。
L is Bは現場の業務改善やデジタル化を支援する企業として、ビジネスチャット「direct/ダイレクト」をはじめ、2023年6月にリリースした撮影するだけでクラウド上に写真や動画などのデータを自動で保存・分類・共有ができる「タグショット/タグアルバム」を開発・提供しています。
建設業界では、2024年4月の「働き方改革関連法」の施行を受け、労働環境の改善と生産性向上が喫緊の課題となっています。そこで、リコーグループの360度カメラに関する技術や、建設業における業務ワークフローを効率化するソリューションを提供してきた知見と、L is Bが培ってきた建設現場での写真・動画を使ったコミュニケーションDXを推進するノウハウを結集し、新たな取り組みとして「RICOH360」プラットフォーム事業と、「タグショット/タグアルバム」の協業を開始します。これにより、建設現場のDXを促進し、労働生産性の向上に寄与することを目指します。
今回の協業を機に、下記のような取り組みを進めてまいります。
RICOH THETAを使用して撮影した360度画像を、現場報告写真として「タグショット/タグアルバム」のクラウド上にタグ情報をつけて保存機能連携を行います。
天井裏の配管や高所などの360度画像にタグをつけて「タグアルバム」に保存することで、誰がどの工種の場所を撮影したのかを報告写真として明確に記録することが可能です。さらに「タグアルバム」内の画像を選択し、数タップでPDF報告書を作成でき、報告業務の効率化を実現します。
RICOH THETAで撮影した画像をTHETA Twin*2を通じて、「タグアルバム」に自動アップロードすることが可能になります。また、画質を飛躍的に向上させるAIを活用した360度画像の超解像技術など、画像そのものの使い勝手を向上させるメディアマネジメントのAPIを「タグショット/タグアルバム」に組み込むことで、よりお客様が使いやすいサービスへ刷新します。
「タグショット/タグアルバム」は、撮影するだけでクラウド上に写真や動画などのデータを自動で保存・分類・共有するサービスです。また膨大な写真を活用できるため、それらを使用した書類作成に関わる手間を省くことができます。現場で撮影される多種多様な写真に状態や場所・品質など、現場に関連する情報を管理者があらかじめタグとして用意することで品質管理や安全管理に活用できます。
RICOH360とは、360度の画像・映像を中心とした業界横断型プラットフォーム事業を展開するブランドです。デバイス、ソフトウェア、クラウドサービスの連携により、撮影からデータ活用までのワークフロー全体を効率化し、よりよいユーザー体験を提供します。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2023年3月期グループ連結売上高2兆1,341億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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