ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、事業に使用する電力における再生可能エネルギー比率(以下、「再エネ使用率」)の2030年度目標50%達成に向けた取り組みの一環として、国内外の生産・販売関連会社4拠点にオンサイトPPA*1モデルを導入します。
気候変動はグローバル社会が直面している最も重要な社会課題の1つです。リコーグループは2017年4月に日本企業として初の「RE100」(事業運営に必要な電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業が加盟する国際的なイニシアチブ)参加をきっかけとして、再エネ使用率の向上と質の確保に向けて拠点スペースを有効活用するなど再エネの利用拡大を進めています。
対象4拠点で利用する再エネ電力量の合計は5.47GWh/年(CO2削減効果約2,869トン/年)を見込んでおり、グループ全体の使用電力量(2020年度)の約1.2%に相当します。なお、リコーグループの国内拠点では初めてのオンサイトPPA導入となります。(導入拠点の概要は下記をご参照ください。)
「Driving Sustainability for Our Future. ~持続可能な社会を、ビジネスの力で。~」リコーグループは今後も、事業を通じて社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
拠点名 | リコーエレメックス(株) 恵那事業所 |
リコーインダストリー(株) 東北事業所 |
Ricoh (Thailand) Ltd. | Ricoh Manufacturing (Thailand) Ltd. |
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拠点のタイプ | 生産関連会社 | 生産関連会社 | 販売関連会社 | 生産関連会社 |
所在地 | 岐阜県恵那市 | 宮城県柴田郡 | タイ王国・バンコク | タイ王国・ラヨーン県 |
運転開始日 | 2021年10月1日 | 2022年1月末 | 2021年7月14日 | 2021年10月初旬 |
設置場所 | 既設工場棟の屋根上*2 | カーポートを新設*3 | 既設社屋の屋根上 | 既設工場棟の屋根上 |
PPA事業者 | リコーリース(株) | シン・エナジー(株) | BCPG Public Co. Ltd. | GreenYellow Solar 2 (Thailand) Co., Ltd. |
太陽光発電設備所有者 | リコーリース(株) | JA三井リース(株)※カーポート自体も所有 | BCPG Public Co. Ltd. | GreenYellow Solar 2 (Thailand) Co., Ltd. |
パネル容量(直流) | 約400kW | 約146kW | 約106kW | 約4,000kW |
年間発電量(想定) | 約430MWh(事業所需要の約6%) | 約160MWh(事業所需要の約0.5%) | 約180MWh(事業所需要の約10%) | 約4,700MWh(事業所需要の約25%) |
年間CO2削減量(想定) | 約200トン | 約85トン | 約84トン | 約2,500トン |
契約期間 | 20年 | 20年 | 25年 | 12年 |
リコーは、2021年4月に2030年度の再エネ使用率の目標を50%に引き上げました。同時に「第20次中期経営計画」で再エネ使用率をESG目標に追加し、2023年3月までの目標を30%に設定(2020年度実績:17.6%)することで、従来目標を8年前倒しして取り組みを加速させています。
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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