株式会社リコーはこのたび、大阪・関西万博 EXPOメッセ屋内展示場「WASSE」南ホールにて、経済産業省が2025年9月23日(火曜日)から9月29日(月曜日)までの7日間限定で主催する体験型イベント「サーキュラーエコノミー研究所」において、企業展示ブースの一員として出展します。「サーキュラーエコノミー研究所」は、サーキュラーエコノミー(循環経済)の認知拡大と資源循環に繋がる行動を学べる場として企画されたものです。
会場では、「かう」「つかう」「わける」「まわす」という、循環型消費行動をテーマに4つの研究室が展開され、それぞれのアクションを体験しながら学ぶことができます。リコーはこのうち「わける」ブースに出展し、樹脂判別ハンディセンサーを活用したプラスチックの分別体験や、分別の重要性を紹介するコンテンツを展示予定です。製造現場や生活者の視点から「どのように分ければ循環できるのか?」を、子どもから大人まで幅広い世代にわかりやすく体験いただけます。
さらに、展示では本体の約50%*に再生プラスチックを使用した複合機の紹介や、1994年に制定した循環型社会の実現のためのコンセプト「コメットサークル」についても触れ、リコーが長年にわたり取り組んできた歩みを伝えていきます。
樹脂判別ハンディセンサー
リコーは、サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップである「サーキュラーパートナーズ」に2023年12月に加盟し、サプライチェーン全体の資源循環を促進する取り組みを進めてきました。本展示を通じて、こうした活動を国内外の来場者に紹介し、共感と協働の輪を広げていきます。
万博期間中には3,000万人規模の来場が見込まれ、企業・行政・教育機関・生活者など多様な立場の方々が本ブースを訪れる予定です。本展示を通じて、資源循環を前提とした社会のあり方を共に考え、持続可能な未来に向けた共創を推進してまいります。
リコーグループは、循環型社会の実現に向けて、2050年に「製品の新規資源使用率12%以下」、「単純焼却・埋め立て率0%」を目標に掲げ、製品のライフサイクル全体で環境負荷を把握・削減し、リユースやリサイクルを優先した限りなくクローズド・ループに近い循環型モデルの構築に取り組んでいます。今後も、さらなるステークホルダーとの連携を通じて資源の再利用を促進し、環境と経済の両立を目指す持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
「Driving Sustainability for Our Future. ~持続可能な社会を、ビジネスの力で。」リコーは今後も、事業を通じた社会課題の解決に取り組み、世の中の役に立つ新しい価値を提供してまいります。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2025年3月期グループ連結売上高2兆5,278億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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