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お知らせ

1974年発売の「リファクス600S」が複写機遺産に認定

2024年6月10日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)が1974年に発売した世界初の一般事務用高速デジタルファクシミリ「リファクス600S」がこの度、一般社団法人日本画像学会が認定する「複写機遺産」として認定されました。

複写機遺産は、日本画像学会がオフィスの文書処理業務に革新をもたらした歴代の「現存する」複写機に搭載された技術を後世に伝えるために認定するものです。

リコーは、1977年に業界で初めてオフィスオートメーション(OA)を提唱し、その後の複写機、プリンター、ファクスや、現在の複合機など、事務機器の発展に大きな役割を果たしてきています。

「リファクス600S」は、公衆回線網に接続する世界初の一般事務用高速デジタルファクシミリです。1973年、発売に先立って日米間で行なわれた通信実験とその結果発表は、リファクス600Sの高速性と先進性を世界に向けて大きくアピールすることとなり、翌1974年、日米で同時発売され、ファクシミリのデジタル化のさきがけとなりました。これを機に、専用回線を用いた報道や鉄道などの特定業務用から、公衆回線網を利用した一般事務用へとファクシミリの活用が大きく拡大することになります。今日では、「読み取り機能」「記録機能」「コピー機能」といったファクシミリの基本機能が、複合機として発展しています。日本の通信分野に大きな貢献をしたとともに、世界の先進的なデジタル技術発展の礎を築く第一歩となったといえる製品です。

リファクス600S

認定物件概要

名称
リファクス600S(Rifax600S)
認定番号
13号
遺産の分類
Collection
製造年
1974年(昭和49年)

| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2024年3月期グループ連結売上高2兆3,489億円)。

“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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