お知らせ
株式会社リコー(社長執行役員:山下良則)が、1955年に発売した卓上複写機「リコピー101」が、一般社団法人日本画像学会が認定する「複写機遺産」の第1号として認定されました。
複写機遺産は、日本画像学会が創立60周年を記念し開始する事業で、オフィスの文書処理業務に革新をもたらした歴代の「現存する」複写機に搭載された技術を後世に伝えるために認定するものです。
リコーは、1977年に業界で初めてオフィスオートメーション(OA)を提唱し、その後の複写機、プリンター、ファクスや、現在の複合機など、事務機器の発展に大きな役割を果たしてきています。このOA機器のさきがけとなったのが、国内初の卓上型ジアゾ湿式複写機「リコピー101」です。当時工業用として一般的だった乾式現像方式の装置は大型でしたが、リコーが独自開発した湿式現像方式は無臭かつ小型化を実現し、さらには1分間に5枚相当の複写を可能とすることでオフィスの机上で活躍しました。リコピー101、ならびにそのシリーズ製品により、事務文書や伝票の複写が手軽にできるようになり、事務の効率化を妨げてきた手書きの写し作業が大幅に軽減されました。画期的な複写を実現し、オフィスの機械化と効率化に貢献した「リコピー」は、機械による複写を示す言葉としても広く使われるようになりました。
なお、認定証授与式は12月7日(金)に同学会の主催で一橋大学一橋講堂において開催される「記念シンポジウム」の中で執り行われます。
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています。(2018年3月期リコーグループ連結売上は2兆633億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/
このページの内容は発表時のものです。
既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。