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お知らせ

1965年発売の「電子リコピーBS-1」が複写機遺産に認定

2020年7月22日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)が、1965年に発売した卓上複写機「電子リコピーBS-1」がこの度、一般社団法人日本画像学会が認定する「複写機遺産」として認定されました。

複写機遺産は、日本画像学会がオフィスの文書処理業務に革新をもたらした歴代の「現存する」複写機に搭載された技術を後世に伝えるために認定するものです。

リコーは、1977年に業界で初めてオフィスオートメーション(OA)を提唱し、その後の複写機、プリンター、ファクスや、現在の複合機など、事務機器の発展に大きな役割を果たしてきています。

1965年に発売された「電子リコピーBS-1」は、製本された原稿をはじめとした立体物の手軽なコピーを可能にした湿式EF(Electro Fax)複写機です。卓上機として世界で初めて原稿台固定方式を採用し、紙の原稿だけではなく、本などの冊子、さらには織物、宝石、機械部品、食器などの立体物でもコピーがとれるようになりました。ジアゾ複写機で築いた「リコピー」の名を継承した「電子リコピー」の名称で販売され、EF機普及の原動力となりました。「なんでもコピーできる時代です」のキャッチコピーとともに、リコーが本格的な世界進出への道を切り拓く原動力となった製品です。

  • 電子リコピーBS-1
  • 電子リコピーBS-1

認定物件概要

名称
静電複写機 電子リコピーBS-1(Electrostatic copier Ricopy BS-1)
認定番号
第05号
遺産の分類
Collection
製造年
1965年(昭和40年)

| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2020年3月期リコーグループ連結売上高は2兆85億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の“はたらく”をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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