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すぐにつながる、テレビ会議・Web会議クイック接続技術

テレビ会議・Web会議システムにおいて、会議開始時の接続時間(相手を選択してから映像が表示されるまでの時間)を大幅に短縮しました。待たずにパッと始められるビジュアルコミュニケーションをご提供します。

ストレスフリーなテレビ会議・Web会議システムを目指して

リコーでは、テレビ会議・Web会議システム RICOH Unified Communication System(以下、RICOH UCS)を通じて全てのお客様に快適なビジュアルコミュニケーション(以下、VC)を提供することを目的として、さまざまな取り組みを行っています。ここでは、お客様への提供価値を高める取り組みのひとつとして、相手先に会議のリクエストを送信、相手先が応答してから実際に相手先の映像が表示されて会議が始められるまでの時間を大幅に短縮した技術、「すぐにつながる、テレビ会議・Web会議クイック接続技術」についてご紹介します。

これまで、多くのクラウド型のテレビ会議・Web会議システムでは、会議相手に接続しようとしてから実際に相手の声が聞こえて映像が見えるまでに5秒以上かかっていたため、会議を開始できるまでしばらく待つ必要がありました。待ってもなかなか相手の反応がないため、待っている側としては、システムは正常に稼動しているだろうか、ネットワーク環境は大丈夫だろうか、ネットワーク越しに相手はスタンバイしているだろうか等、不安やストレスを感じてしまうことがありました。

図1:従来のテレビ会議・Web会議システム
図1: 従来のテレビ会議・Web会議システム

リコーは、このような課題に対し、下記の「超並列化による高速な会議開始処理技術」と「SFU(Selective Forwarding Unit)方式」 により、会議開始時の接続時間(相手先を選択してから映像が表示されるまでの時間)を最速2.7秒(*1)まで短縮しました。RICOH UCSでは、電源を入れてから(*2)3ステップの簡単操作(電源を入れる・アドレス帳から接続する相手を選ぶ・決定する)で会議を開始できますが、さらに実際に会議が始められるまでの接続時間にこだわることで、ストレスフリーにパッと使える電話のようなテレビ会議・Web会議システムを実現しています。

図2:RICOH UCSの場合
図2: RICOH UCSの場合

RICOH UCSは、テレビ会議・Web会議システムとしてだけではなく、「RICOH 多言語通訳サービス」(専用アプリケーションから通訳オペレーターへとつなぎ、いつでも、どこからでも、対面式で通訳を受けられるサービス)やバーチャルレセプション(お客様をご案内する遠隔の受付システム)のようなサービスなど、お客様との対面業務にも多く活用されています。本技術により、このような対面業務でも、お客様をお待たせせずにサービスをご提供することができます。

(*1) Apps for Windows®の場合。(2016年12月現在。リコー調べ)
(*2) RICOH UCS P3500の場合。RICOH UCS Appsの場合は、アプリケーションを立ち上げてログイン(サインイン)した状態からになります。RICOH UCS Appsでは、パソコンやタブレット、スマートフォンから会議に参加することができます。

超並列化による高速な会議開始処理技術

一般的に、クラウド型のテレビ会議・Web会議システムでは、会議サーバやネットワークに不具合があった場合でも安定的にサービスを提供できるようにするため、クラウドサービス上に会議サーバを複数配置しています。

会議を始めるにあたり、システム側では、端末から送信されるリクエストに基づき、複数の会議サーバの中からサーバの負荷やネットワークの遅延に応じて最適なサーバを動的に選択し、会議を開始するための初期化を行います。また、端末側では、テレビ会議・Web会議で利用するデバイスの割り当てやCPU、メモリなどのリソースの初期化、各種ソフトウェアモジュールの初期化処理が必要になります。

これらのシステム側(クラウドサービス側)および端末側の処理は、通常、一つの処理が終わったら次の処理というように、一つ一つ順番に行われることが多いのですが、RICOH UCSでは、独自の技術により、システム側、端末側の処理を同時並行で行うことで、会議が始められるまでの時間を大幅に短縮しました。

図3:システム側で最適なサーバを選択する様子

図3: システム側で最適なサーバを選択する様子

SFU方式

サーバを経由した多拠点のテレビ会議・Web会議システムには、MCU(Multipoint Control Unit) を用いる方式と、SFU(Selective Forwarding Unit) を用いる方式があります。

MCUでは、端末側で表示される映像を、サーバ側で合成します。よって、サーバ側で各端末から送られてくる映像を復号し、それらを合成し、再符号化して各端末に送信するため、その分遅延が発生します。

図4:MCU方式

図4: MCU方式

一方、SFUでは、サーバは送信する映像のルーティングを行うのみです。サーバは、各端末から送られてくる映像を、そのままその映像を必要とする端末宛に送信します。サーバ側では、映像の復号、合成、再符号化を行わないため、MCU方式に比べて遅延が少ないというメリットがあります。

図5:SFU方式

図5: SFU方式

RICOH UCSは、SFU方式を採用して、相手(参加拠点)の映像を表示するまでの時間を短くし、映像の遅延が少ないリアルタイムな会議システムを実現しています。

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