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ニュースリリース

リコー、製品に関する環境負荷の改善活動を定量的に評価する手法を開発
~製品の環境性能をポイント換算する手法も同時に開発~

2001年11月6日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、製品に関する環境負荷の改善活動を定量的に評価する手法を開発しました。これは、省エネや有害物質の削減、部品のリユースなどの活動により軽減した環境負荷を金額換算するものです。これにより、同一の基準でそれぞれの活動の効果を相互比較できるため、メーカーとして優先的に取り組むべき活動が明確になります。今回の手法を用いて複写機の評価を行った結果、部品のリユースが環境負荷の軽減に最も効果的な活動であることがわかりました。また製品の使用期間とリユース部品使用率との関係が明らかになり、短期間しか使用されていない製品からのリユースでは効果が少ないことなどもわかりました。

 リコーでは、この手法をベースに、製品ごとの環境性能をポイント換算して比較するための手法も同時に開発しました。これは、エコマークやGPNデータベースなどの環境配慮項目を中心に主要な13項目を選び、その項目ごとに、効果に応じてポイントを決めたものです。お客様が製品を購買する際に、このポイント換算手法を用いて、製品ごとにその合計ポイントを算出して比較することで、製品の環境性能を総合的に判断することが可能になります。リコーではこのポイント換算手法を公開し、環境先進企業や自治体、団体などのグリーン購買に活用いただくようご提案してまいります。

 これらの手法は、リコーが株式会社富士総合研究所の協力を得て開発したものです。リコーは今後、この新手法を富士総合研究所を通じ、客観的に環境性能を評価する標準手法として広く提案してまいります。