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ニュースリリース

リコー、ウィングアーク テクノロジーズと帳票印刷ソリューションで提携
~基幹システムの帳票印刷で高信頼性を確保するプリンティングソリューションを実現~

2004年11月12日
株式会社リコー

 株式会社リコー(本社:東京都港区 代表取締役社長:桜井正光 以下、リコー)は、ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:内野弘幸 以下、ウイングアーク テクノロジーズ)と、基幹システムの帳票印刷分野での提携に合意いたしました。
 これにより両社は、基幹システムの帳票印刷で高信頼性を確保するために、帳票ミドルウエアとプリンター/デジタル複合機を連携させるソフトウエアを、来春をめどに共同開発してまいります。また、このソフトウエアを組み込んだ帳票印刷システムの拡販に向けた共同プロモーション活動を、11月中旬から展開してまいります。
今回の合意により、以下の項目について両社が共同で取り組みます。
1.基幹システムの帳票印刷で高信頼性を確保するソフトウエアの共同開発
(1)帳票ミドルウエアとプリンター管理ツールを連携させるソフトウエアの開発
ウイングアーク テクノロジーズの帳票ミドルウエア「Super Visual Formade」や「Report Director Enterprise」が、リコーのデジタル複合機「imagio Neoシリーズ」やレーザプリンター「IPSiOシリーズ」のPrivateMIBに対応するためのソフトウエアを開発。
これにより、帳票ミドルウエアから、プリンターの状態監視や出力状況の確認を常時行えるため、基幹システムの帳票印刷で高信頼性と安定性を確保。
(2) 帳票ミドルウエアをデジタル複合機/プリンターに組みこむモジュールの開発
リコーの「imagio Neoシリーズ」や「IPSiOシリーズ」に、「Report Director Enterprise」のクライアントエージェントソフトである「RDE/Print Assistant」を組み込むためのモジュールを開発。
これにより、基幹システムで一括処理した帳票の印刷データをWeb環境でバッチ配信して、拠点ごとに分散出力する場合に、拠点にはプリンターサーバーやパソコンが不要になり、初期投資の抑制や運用管理コストの大幅な軽減が可能。
2.共同プロモーション活動の展開
両社製品の拡販に向けた共催セミナーの実施
SI企業への共同販促活動の展開
特定業種のユーザー企業への共同販促活動の展開
 現在、企業の基幹システムは、業務効率の向上や、維持・運用管理コストを削減するため、従来のメインフレームからオープン系システムへ移行するレガシーマイグレーションが進んでおります。それに伴い、基幹システムの帳票印刷においても、オープン化、ダウンサイジング化による分散出力ニーズが高まっています。しかし、オープン系システムでの帳票出力において、レガシーシステムの運用で維持してきた印刷保証を継承していくことが大きな課題としてあげられてきました。
 リコーは、成長戦略の重要な柱であるプリンター事業を一層強化・拡大していくため、基幹システム市場におけるプリンティングソリューションを強化しております。10月1日にはリコープリンティングシステムズ株式会社(旧 日立プリンティングソリューションズ株式会社)をグループ会社に加え、基幹システムに対応した高速・高耐久のプリンターラインアップを強化したほか、販売チャネルの拡大を図りました。
 今回のウイングアーク テクノロジーズとの提携により、基幹システムのレガシーマイグレーションで課題となる大量帳票印刷時の高信頼性と安定性を確保してまいります。これにより、基幹システム市場でのプリンターの拡販を進め、顧客価値を高めるソリューションを継続して提供してまいります。
※「Super Visual Formade」「Report Director Enterprise」は、ウィングアーク テクノロジーズ株式会社の登録商標です。
※この他、ニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。