株式会社リコー(社長:桜井正光)は、グループをあげて「ソリューションプロバイダー?1」を目指し、国内販売・サービスにおける関西地区の地域統括会社として、リコー関西株式会社を2002年1月に設立します。これは、2001年7月設立したリコー東北(株)、リコー中国(株)、および2001年12月に設立予定のリコー中部(株)、リコー九州(株)に続いて設立するものです。
従来リコーは、全国都道府県に販売会社を置き、お客様に密着したきめ細かい販売体制により、OA機器の販売、サービスにおいて業界をリードしてまいりました。
一方市場の環境は、大きな転換期を迎えており、IT革命が企業におけるビジネスモデルを変え、単なる業務改善ニーズからネットワークを基盤としたTCO削減や経営課題の解決(ソリューション)へのニーズがますます高まってきております。
新会社は、地域ブロック単位の国内販売サービスの統括機能を持ち、各地域毎にリコーグループが保有する経営資源を有効に活用することにより、お客様のソリューションニーズに迅速・的確な対応を行うために設立するものです。
なお、この地域統括会社設立は、本年4月に改正された商法の会社分割制度を活用したものです。また、現在リコーが保有している販売会社の株式を新会社に承継させ、グループ経営の要としていきます。