ニュースリリース
2010年7月7日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、基幹系業務用モノクロ高速プリンター「RICOH Pro 1357/1107」(2009年7月発売)用オプションとして、IBMホストコンピューターからの出力対応ユニット(「リコー IPDS*1ユニット タイプ1357」)をこの度開発しました。このユニットとRICOH Pro 1357/1107は、インフォプリント・ソリューションズ・ジャパン株式会社(代表取締役:柿川浩一)でキッティングされ、「RICOH Pro 1357/1107 AFP*2モデル」として販売いたします。
新製品は、基幹系の業務用出力機として求められる高い生産性と安定性に加え、幅広い用紙対応力と豊富なオプションにより、金融業、製造業、流通業、自治体などのデータセンターへの導入を促進してまいります。
製品名 | RICOH Pro 1357 AFPモデル |
RICOH Pro 1107 AFPモデル |
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連続プリント速度(A4横送り) | 135枚/分 | 110枚/分 | |
標準価格(消費税別) | 1,119万円 | 949万円 | |
発売日 | 2010年7月12日 |
インフォプリント・ソリューションズ・ジャパン株式会社は、IBMコーポレーション(会長:サミュエル・J・パルミサーノ氏、以下IBM)のプリンティング・システム事業部を基盤として2007年6月に設立され、本年7月1日より株式会社リコーの100%子会社(間接保有)となるInfoPrint Solutions Company, LLC(本社:米国コロラド州ボルダー、社長兼CEO:瀬川大介)の日本法人です。
リコーグループの強みであるハード・ソフトの開発力や生産力とIBMの持つサービス、ソフト、ITソリューション力を融合し、プロダクション・プリンティングでのTCO削減や効率化だけでなく、ドキュメントワークフローの変革を伴うシームレスなプリンティングソリューションの提供、VDP(Variable Data Printing)、POD(Print On Demand)を含む新しい印刷アプリケーションの提供など、お客様の革新にむけて新たな価値を提供いたします。
*1 | IPDS:Intelligent Printer Data Stream |
IBMのホストから送信される双方向通信のプロトコルを持つ印刷データストリーム。プリンターの制御、データや印刷資源のロード、エラーリカバリー処理などを行う。 | |
*2 | AFP:Advanced Function Presentation |
AFPアーキテクチャーは、1984年、高速ページ・プリンターの誕生と共に生まれたページ表現のアーキテクチャーで、多彩な表現力を持つ。 |
<新製品 RICOH Pro 1357/1107 AFPモデルの主な特徴>
1. | IBMのホストコンピューターの出力に対応 | |
・ | IBMのホストコンピューターから送信される双方向通信のプロトコルを持つ印刷データストリーム(IPDS)に対応。これにより、金融業、製造業、流通業、自治体などの基幹系の業務用出力機として幅広く活躍します。 | |
2. | 2つのCPUの搭載により、生産性の向上を実現 | |
・ | プリンター用とシステム制御用の2つのCPUを搭載。これにより、大量のデータも高速処理が可能となり、業務集中時も高い生産性を発揮します。 | |
・ | RICOH Pro 1357 AFPモデルは連続プリント速度135枚/分*3、RICOH Pro 1107 AFPモデルは110枚/分*3の高速出力を実現しました。 | |
*3A4横送り | ||
3. | 先進技術の搭載により、マシンの安定した稼動を実現 | |
・ | 超音波による用紙の重送検知機構を採用。高い信頼性を発揮し、印刷後の検品作業の負荷を軽減します。 | |
・ | 現像剤の攪拌(かくはん)性を向上させた現像ユニットを採用。さらに、濃度調整制御技術により、月末などのピーク時でも、安定した高品質の画像出力が可能です。 | |
・ | 万一、排紙オプション内で紙詰まりが発生した場合、本体内部に残る用紙をパージトレイに一括排紙できるため、ダウンタイムの短縮が可能です。 | |
・ | 月間最大約100万ページ、トータルで約6,000万ページの高耐久性を実現しました。 | |
4. | 幅広い用紙対応力で、さまざまな帳票出力ニーズをカバー | |
・ | 40g/m2の薄紙から300g/m2の厚紙に対応し、コート紙、ラベル紙、圧着紙など、さまざまな用紙への出力が可能です。 | |
・ | 用紙のカールを低減するデカーラユニットを標準搭載しています。 | |
5. | 印刷後の紙処理のための多彩なオプションを用意 | |
・ | 「リコー 2500枚フィニッシャー SR5020GH」を装着することで、印刷後の丁合から4ポジションのステープルや中綴じステープルが可能です。 | |
・ | 印刷した用紙を5,000枚収容できる「リコー 5000枚スタッカー SK5010GH」を用意。2台を連結できるため、最大10,000枚を収容することが可能です。 | |
・ | 給紙オプションも充実。「リコー A3LCT RT5040GH」は最大4,000枚(A3)、「リコーA4LCT RT5030GH」は最大5,000枚(A4)の大容量給紙が可能です。 |