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お知らせ

リコー、GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「優れたTCFD開示」に選定

~統合報告書に続き、5機関から高い評価を獲得~

2023年4月6日
株式会社リコー

株式会社リコーは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内株式の運用を委託している運用機関が選ぶ「優れたTCFD開示」において、5機関の運用機関から高い評価を獲得しました。GPIFの評価としては、2月22日に発表された「優れた統合報告書」の選定に続くものとなります。

本評価は、GPIFが国内株式の運用を委託している運用機関に対して、最大5社「優れたTCFD開示」の選定を依頼するとともに、開示の4項目(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標)についても、それぞれ最大3社ずつ優れた開示の選定を依頼し、選ばれます。

4機関以上から「優れたTCFD開示」として選定された企業は、リコーを含む4社でした。リコーが「優れたTCFD開示」に選定されるのは2年連続です。なお、開示の4項目においても、リコーは全ての開示項目で票を獲得しました。

今回、評価いただいた運用機関のコメントは、以下の通りです。

  • GHG排出量について、2030年目標スコープ1・2:63%削減(2015年比)、スコープ3:40%削減(同)、2050年目標:バリューチェーン全体のGHG排出ゼロを目指すなど、意欲的な目標を設定。移行リスク、物理リスクについて、2°C/1.5°Cシナリオ、4°Cシナリオごとの財務影響度、緊急度などの分析も開示。TCFDレポートを通じて詳細な取り組み事例も紹介。
  • 早期から環境経営を重視してきた同社が2030・2050年に向けた目標につき、事業機会・リスクとの関連性を踏まえた上で達成に向けた施策が具体的に記載され、その実効性を期待できる開示となっている。
  • 役員報酬におけるGHG(スコープ1,2,3)の削減率がESG目標として組み込まれていることに加え、取締役会におけるESG課題の審議状況などが開示されている点を評価。
  • 統合報告書では気候変動リスクや機会の概略を説明。別冊(統合報告書ともリンク)でTCFDレポート、サーキュラーエコノミーレポートを発行し詳細情報を開示。読み手のニーズに合わせたアクセスしやすい開示を行っている点を評価。
  • 各シナリオについて「影響度」と「緊急度」でリスクレベルを判定し、事業への影響や対応状況、貢献領域を開示しており、可視性が高い。ガバナンスは、取締役会とESG委員会の連携により経営と執行が一体となったガバナンス体制を構築している。気候変動等の非財務指標が業績評価指標の一部として採用されておりコミットメントが明確であることも高評価。

今後も積極的な情報開示を進め、リコーグループへの理解を深めていただくとともに、経営品質を向上し、事業成長を図ることで、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。


| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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