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画像センサーによる自動調整

二次元イメージセンサーを利用した画像センサーでずれを自動調整

背景

印刷会社では多品種少量生産のニーズが拡大しています。

最適な画像を得るためには、メディアの種類によって、インクの着弾位置やメディアの送り量を高精度に調整する必要があります。

その多種多様なメディアに対応するための調整の手間を軽減するために、自動で調整を行うことを目的とした画像センサーを開発しました。

解決したこと

従来機では、キャリッジ(インクジェットヘッドやセンサーなどプリントに必要なパーツを載せた部分)に搭載した反射型フォトセンサーを用いて調整チャートを検出していました。キャリッジを走査させながら調整チャートを検出するため、検出誤差が発生していましたが、この画像センサーを用いることでキャリッジの動作ばらつきによる検出誤差を無くしました。

技術の特徴

ワイドフォーマットプロダクションプリンター RICOH Pro L5160e/L5130eは、キャリッジがレール上を往復移動しながらプリントを行います。印刷前には、調整チャートを使って、印刷設定を決めるための調整を行います。

本技術は、二次元イメージセンサーを搭載していることに特徴があります。キャリッジを停止させて調整チャートを二次元イメージで撮像することで、キャリッジの動作ばらつきの影響を受けず、高精度に調整を行うことができます。

また、画像センサー内部には自己校正カラーチャートを備えており、この内部チャートを用いて自己校正を行うことで、調整チャートを検出しやすくしています。

画像センサーによる調整チャートの撮像

撮像画像

調整の流れ

  • キャリッジに搭載されているインクジェットヘッドで調整チャートを描いた後、画像センサーの読み取り位置まで搬送し、調整チャートの撮像を実施します。
  • 画像センサーは、撮像した調整チャートからインクの着弾位置のずれ量を計算し、計算結果をプリンタに送ります。
  • プリンタは、送られてきた計算結果に基づいて、プリント動作の補正を行います。

更に、自己校正カラーチャートを用いて自己校正を行っているので、将来的に測色機能を搭載することが可能な構成となっています。

リコーの想い

市場では装置内部でのカラーマネジメントの自動化要求が増えてきています。

自動化を実現するためには、動的に高速で測色するセンサーが必要です。

開発した画像センサーに測色機能を搭載することで、カラーマネジメントの自動化を実現することができる画像センサーへと発展させていきたいと考えています。