Main content

ニュースリリース

「RICOH EH 環境センサーD202」が、三菱地所の「警備ロボットを活用したIoT設備点検」に採用

2023年4月11日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、リコーが提供する「RICOH EH 環境センサーD202」が、三菱地所株式会社(執行役社長:中島 篤)が推進する「警備ロボットを活用したIoT設備点検」に採用されたことをお知らせします。

現行の設備機器は設備技術員が目視や定期巡回等で点検していましたが、空調機を対象にRICOH EH 環境センサーD202をIoTセンサーとして設置し、機器内のフィルター状態を遠隔で確認することで、設備技術員の人手に頼らない点検業務を実現します。

背景

内閣府は、デジタル庁が開催するデジタル臨時行政調査会において、これまで法令により目視や人による点検が規定されていた領域について、新しい技術を活用したデジタル処理での完結、機械での自動化を基本とするデジタルシフトへの組織文化作りを推進しています。

三菱地所では、労働人口の減少・新型コロナウイルス・働き方改革・ダイバーシティ等のさまざまな社会課題・顧客ニーズを解決・充足するべく、AIテクノロジーを活用した、より付加価値の高い次世代型施設運営モデルを深化・拡大させています。その中の「警備ロボットを活用したIoT設備点検」は、機器メンテナンス業務の効率化、整備・備品交換費用の低減等、より高度な設備点検を実現します。

「警備ロボットを活用したIoT設備点検」について

設備機器にIoTセンサーやカメラを設置し、巡回・立哨警備を行う自律移動型ロボットが警備巡回時にセンサーデータを自動収集して設備を点検するシステム。

RICOH EH 環境センサーD202は、温湿度や気圧などの環境情報を検出するIoTセンサーとして空調機内に設置し、空調機内部の気圧差のセンシングを行います。フィルターの状態を遠隔で把握することで、設備技術員の人手に頼らない点検作業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現します。

RICOH EH 環境センサーD201/D202について

RICOH EH 環境センサーD201/D202は、リコーが開発した固体型色素増感太陽電池RICOH EH DSSCを搭載。室内の微弱な光でも高い発電性能を持ち、夜間の倉庫や売場などの暗くなりがちな場所でも活用できます。幅広い温度帯で利用でき、ワイヤレスで温度・湿度・照度・気圧・内蔵リチウムイオン電池の電圧値のモニタリングが可能です。

RICOH EH 環境センサーD202は防水防塵モデル。写真はD202。

社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。