ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、インドの農村部に住む女性の雇用創出を目的として、インドの伝統柄をあしらったエスニックウェアを生産販売するアパレルブランド「RANGORIE(ランゴリー)」のECサイトを本日オープンし、日本国内での一般販売を開始いたします。本ブランドは、リコーの新規事業創出の取り組みから生まれたもので、2020年にクラウドファンディングで多くのご支援をいただいたサリーブラ・おうちブラと、新コレクションであるピーコックフラワーシリーズのアパレル商品を販売します。
ランゴリーは、2019年度からインド人女性向けの下着ブランドの立ち上げに取り組んでいます。「一人ひとりが可能性を最大限発揮できる社会をつくる」というビジョンのもと、インド人女性に、自分にフィットしたおしゃれな下着を自由に選ぶことができる買い物体験を提供しながら、インドの農村部に雇用を創出し、女性の地位向上に貢献することを目指しています。
新型コロナウイルス感染症の感染収束がいまだ見通せず、インドへの渡航が制限されるなか、当初の計画を見直しオリジナルデザインの下着を日本国内で生産し、販売するとともに、インド国内での量産を目指した工場の立ち上げに取り組んでいます。こうした取り組みを進めるなかで、ランゴリーの活動を応援してくださる方々の「ランゴリーの下着が欲しい」という声にお応えするため、2021年3月から日本国内でクラウドファンディングを実施し、ご好評をいただきました。
クラウドファンディング終了後も、「色違いがほしい!」「クラウドファンディングのタイミングを逃してしまったがどこで購入できるのか」というお問い合わせを多数いただいたため、この度日本のお客様向けにECサイトを開設し、一般販売を開始することにいたしました。
新コレクションでは新たにデザイナー種井小百合を迎え、インドで古来から災いを遠ざけるとされる孔雀と、永遠の幸せが訪れるとされる花唐草をあしらうことで「災いを遠ざけ、幸運を呼び込む」という願いを込めた柄をデザインしました。
2009年より渡仏、Jean-Paul Gaultier社にてプリント生地メインのコレクションデザイナーを担当。その後、高田賢三氏(KENZO創設者)の元でニット・グラフィックデザインのアシストをする。前衛的なモードデザイン、フォークロアデザインを作り上げてきた経験を元に、現在コレクションデザイン、プリント・テキスタイルデザイン、アートピース等の企画・制作を請け負う。同時にパリジェンヌのテイストを入れた自身のブランドSAYURI TANEIを展開する。
プライベートでは、ボリウッドダンスやベリーダンスなど、さまざまなダンスを嗜む。
引き続き日本のお客様に大人かわいいインド柄のアパレル商品をお届けするかたわら、インド農村部での生産体制構築活動を展開します。現在ビハール州バーガルプル郊外の農村部拠点にてインドの社会企業/NGOであるDRISHTEE(ドリスティ)*の協力のもと、女性縫製技術者の育成プロジェクトを進行中です。インドの生産体制が整い次第、徐々に生産をインドへ移していくことでインド農村部の女性の雇用機会の創出・拡大につなげてまいります。
RANGORIE ECサイトURLhttps://rangorie.ricoh/
新コレクション ピーコックフラワーシリーズ
クラウドファンディングで好評をいただいた商品に新色を追加しました。インドの伝統衣装であるサリーを意識したサリーブラと柔らかな着心地が好評のおうちブラです。
クラウドファンディングで好評をいただいたサリーブラとおうちブラ
このほかにも、随時小物などの商品を追加してまいります。
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
このページの内容は発表時のものです。
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