ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、日本赤十字社神奈川県赤十字血液センター(所長:藤﨑 清道)、Kizuna AI株式会社(代表取締役:松本 恵利子)と共同で、コロナ禍での安定的な献血者確保と若い世代の献血意識向上を目指した献血プロモーションイベントを、2021年7月28日から30日までの3日間、横浜駅東口クロスポート献血ルーム(横浜市西区)で開催します。本日から来場予約の受け付けを開始します。
このイベントでは、献血ルームへの来場時に、リコーが開発中の立体投影装置「WARPE(ワープイー)」上に、世界的に人気のあるバーチャルタレント「Kizuna AI(キズナアイ)」が登場する、現実とバーチャルが融合した1分間程度の立体映像視聴体験をすることができます。また、献血終了後には、リコーのプロダクションプリンター RICOH Pro C7200Sシリーズのスペシャルカラートナーを使って印刷した、「Kizuna AI」のオリジナルポストカードをプレゼントします。来場者に、「Kizuna AI」を通じて命を救う活動への感謝の気持ちを伝えることで、継続的な献血につなげることを目指します。
血液は長期保存ができないことから、常時、安定的な献血量が必要ですが、コロナ禍での外出自粛などにより、献血に訪れる人が減少し、特に平日の来場者の確保が課題とされています。また、少子高齢化の影響などもあり、神奈川県赤十字血液センターにおける2020年度の10代から30代の献血者数は約10万7千人となっており、10年間で約25%減少しています。長期的に安定的な献血者を確保するためには、若い世代の献血意欲の向上が長期的な課題です。
「WARPE」と「Kizuna AI」は、この課題を解決するために、先端テクノロジーを使った実証実験をボランティアで行い、これまで献血に関心を持たなかった若い世代に興味を持ってもらうためのきっかけ作りにより、献血の安定供給に貢献することを目指します。
「Kizuna AI」は、2016年12月に活動を開始したバーチャルタレントです。「あなたとつながりたい」という想いから世界初のバーチャルYouTuberとしてYouTubeを中心に活動を続け、いまやタレントとして日本国内だけでなく海外からも人気を博し、さまざまな壁を超える手段として、本格的な音楽アーティスト活動にも取り組んでいます。VR(バーチャルリアリティ)やAI(人工知能)といった先端テクノロジーと人間の架け橋になろうと日々奮闘しています。
「WARPE」は、リコーが運営するアクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス)」に採択された社内プロジェクトです。現実空間に全方位映像を映し出せる立体投影装置を開発し、市場探索を行っています。当装置は、映像は現時点で約3.7億ボクセル(三次元像を構成する画素の数)のカラー動画立体表示を実現しています(参考:フルハイビジョンの平面映像では二次元像を構成する画素の数は約207万画素)。今後も、イベント会場・店舗・ショールーム・アミューズメント施設など、リアルな場の体験価値向上を、実証実験パートナーと共に実現してまいります。
ご来場時には、日本赤十字社の「新型コロナウイルス感染症への対応等について」をご確認ください。
https://www.jrc.or.jp/donation/blood/news/201223_006488.html(日本赤十字社のサイト)
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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