ニュースリリース
合同産業株式会社(代表取締役社長:網野 公泰)と株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、地域の再生可能エネルギー(再エネ)の普及促進に向けて、上水道施設を利用したマイクロ水力発電を開始します。第一弾として、「東部地域広域水道企業団施設内小水力発電所」(山梨県大月市)を設置し、6月から発電を開始しました。水道設備の付加価値を高めたいという考えから、大月市と上野原市を構成市として水道事業を運営する東部地域広域水道企業団の賛同を得て、既存設備の有効活用についての新しいビジネススキームとして、維持・管理を含めて低コストで発電効率の高いシステムを採用し、持続可能な再エネ発電を実現しました。
東部地域広域水道企業団施設内に導入されたマイクロ水力発電システム
今回、両社が設置したのは、上水道施設向けの出力約20kWのマイクロ水力発電システムです。従来のマイクロ水力発電は、発電規模に対して費用対効果の面で課題がありましたが、リコーは、2016年に開所したリコー環境事業開発センター(静岡県御殿場市)において、環境関連技術の開発・実証で培ったノウハウや、ポンプ逆転水車方式を採用した渦巻ポンプを提供するなど、低コスト・短納期でのシステム構築を支援しました。合同産業は、建物総合管理事業の経験を活かし、2017年より稼働をしている千葉県内の大型メガソーラーをはじめとして、再生可能エネルギー設備の設置及び事業化から運営までを手掛けており、マイクロ水力発電事業に対して新たな事業運営を目指していきます。今後は防災面での活用にも力を入れており、全国展開を目指します。
今回の導入を機に、合同産業とリコーは、地元企業と連携を強化し、全国の同様な現場にマイクロ水力発電を普及拡大させていくことを目指します。
1959年の設立以来、私たち合同産業は、各地でビルメンテナンスサービスをご提供してまいりました。会社ロゴマークの「do」は、一人ひとりの力強い行動力や現場主義を大切にしたいとの基本理念を表しており、私たちは「いつも、どこかで」お客様へ安全安心と快適な都市環境をお届けするための活動を続けています。
合同産業株式会社 https://www.godosangyo.com/
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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