ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2021」において、スタートアップ企業からのテーマ募集を本日から開始します。3期目となる本年度は、「不可逆な世界でこれからの選択肢をつくる」をテーマに、以下の募集領域で、はたらく人の創造力を支える新しい時代のビジネスアイデアを広く募集します。
今年度は、株式会社CAMPFIRE Startups、KDDI株式会社の「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」と連携し、昨年度から連携している「Microsoft for Startups」と共に、本プログラムの参加チームを支援します。
なお、今回の応募開始に先立ち、2021年2月から国内リコーグループ社員約3万人を対象とした社内起業家の募集を実施し、78件の応募がありました。この中から選抜されたチームと、社外からの選抜チームが、2021年10月に実施予定のビジネスプランコンテストを経て、アクセラレータープログラムに進みます。
リコーの創業者である市村清は、理化学研究所から生まれたベンチャー企業としてリコーを創業し、その後も世の中にイノベーションをもたらす製品やサービスを数多く生み出しました。その創業の精神に立ち返り、チャレンジする人の支援・育成、新規事業の創出を促進する文化のさらなる醸成を目指します。
今年度のテーマ、「不可逆な世界でこれからの選択肢をつくる」に込めた私の想いは、一言で言えば「多様性の追求」です。デジタル化が加速した今、個の存在感が増し、ニーズの多様化が一気に広がっています。この勢いはこのまま加速し、もう元の世界には戻らないと確信しています。そんな世の中で、多様性に富んだ新たな選択肢を皆さんと一緒に作り出せば、豊かな社会を創造していく事ができると思っています。
予測が難しい時代であれば、自らが未来をつくれば良い。そんな未来の創造に、リコーが持っているリソースを使い倒してみてはいかがでしょうか。ぜひ私達と一緒に、不可逆な世界で、これからの選択肢を創っていきましょう。
株式会社リコー 代表取締役 社長執行役員 山下 良則
社内外からイノベーターを募り、リコーグループのリソースを活用し新たな価値創造につなげるプログラムです。ワークプレイスやイメージング領域にとどまらず、社会の広い分野での課題解決を目指します。
2020年度から「TRIBUS」という名称を用いています。
募集期間 | 2021年6月1日(火)~8月16日(月) |
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早期応募期限 | 2021年6月28日(月)正午
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説明会 | 2021年6月9日(水)16:00-17:00(オンライン配信を予定) |
募集領域に対するリバースピッチ*3 | 2021年6月14日(月)、6月15日(火)、6月18日(金)(オンライン配信を予定) |
統合ビジネスプランコンテスト | 2021年10月28日(木) |
アクセラレータープログラム期間 | 2021年11月上旬~2022年2月上旬予定 |
成果発表会 | 2022年2月17日(木) |
ご応募や募集項目の詳細については、以下のTRIBUS特設ページをご覧ください。
https://accelerator.ricoh/2021tribus/
6/9(水) | 16:00-17:00 | オンライン説明会 |
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6/14(月) | 16:00-16:30 | 事業活動を通じた社会課題の解決で、脱炭素社会と循環型社会を実現 |
16:30-17:00 | リアル×デジタル融合型の企業向けマーケティングサービス | |
6/15(火) | 16:00-16:30 | 認知機能の見える化と適切な介入で「認知症の未病」を改善する社会を実現 |
16:30-17:00 | 次世代太陽電池でつくる「充電の無い世界」 | |
6/18(金) | 16:00-16:30 | 働き方が変わる、働く場所が変わる、紙とデジタルの橋渡しで社会へ新しい価値を提供 |
16:30-17:00 | アナログとデジタルがシームレスにつながり、リアルを超えるUX(ユーザーエクスペリエンス)の実現 |
リコーの固体型色素増感太陽電池および開発中の太陽電池のこと。
https://industry.ricoh.com/dye-sensitized-solar-cell
神奈川県が提唱する概念で、心身の状態を健康と病気の二分論の概念で捉えるのではなく、「健康」と「病気」の間を連続的に変化するものとして捉え、この全ての変化の過程を表す。リコーは2020年1月に同県と「医療及びヘルスケア分野における連携と協力に関する協定」を締結し、リコーの技術を活用した認知症の未病改善などを目指した取り組みや、ヘルスケア人材の育成等に関する取り組みを検討している。
https://jp.ricoh.com/release/2020/0129_1/
スタートアップ企業からアクセラレーター実施企業に提案するピッチの反対で、アクセラレーター実施企業からスタートアップ企業へ目指す方向性や課題をプレゼンテーションすること。
リコーグループは、複合機などオフィス向け機器をはじめ、商用・産業印刷、サーマル、産業機器、デジタルカメラなどの製品・サービスを世界約200の国と地域で提供しています。(2021年3月期リコーグループ連結売上高は1兆6,820億円)。
創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもデジタルの力で人と人、オフィスや現場をつなぐことで、新しい働き方を実現します。
imagine. change. 私たちは“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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