ニュースリリース
リコージャパン株式会社(社長執行役員:坂主 智弘)は、ニューノーマル(新常態)環境下での業務効率化や生産性向上を実現するソリューション商品群である「RICOH Digital Processing Service」の新サービスとして、国内中堅企業向けにドキュメント管理やワークフローを効率化する「RICOH コンテンツ活用&業務効率化サービス」の提供を開始します。2020年10月19日から首都圏エリアで展開し、2021年1月以降に全国に拡大します。
昨今、ニューノーマルに対応した働き方の見直しを行う企業が増え、オフィスやホーム、現場といったはたらく場所を問わず、自動化・省力化により業務の生産性を向上させることが課題になっています。しかし、企業内外との情報伝達、共有においては、デジタル化の遅れにより、中堅中小企業を中心に、現在も紙文書でのやりとりが多く発生しており、業務プロセス効率化の障壁となっています。
「コンテンツ活用&業務効率化サービス」は、リコーのグループ会社である独ドキュウェア社(DocuWare GmbH)が開発するクラウド型のCSP(Contents Service Platform)である「DocuWare」をコアに、お客様の課題を解決するためのソリューションです。
「DocuWare」は、OCRによる紙文書のデジタル化からコンテンツ管理に加え、ワークフロー自動化、外部システムとの連携を実現します。複合機によるスキャンデータや受信FAX、メール文書、添付ファイル、WEBフォームなど、様々な形式の情報に対して自動的に全文OCR処理を実施し、AI(人工知能)により、ドキュメントの種類やコンテンツ内容および配置を学習します。インデックス情報を自動抽出することで、すばやい検索や業務システム連携用データとして活用できます。各種情報のデジタル化・インデックス化によるコンテンツ管理に加え、CSV/APIを活用してインデックス情報を外部システムとシームレスに連携できます。
また、申請書や請求書など、社内の承認が必要なワークフローも、予め定義された承認フローに従い、自動化することができます。洗練されたユーザーインターフェース(UI)により、画面上で文書のデジタル化から承認ワークフローまでを直感的に操作でき、出張時やリモートワークでも、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などのデバイスから各種の作業を実行できます。
「RICOH コンテンツ活用&業務効率化サービス」では、DocuWareをコア・アプリケーションとし、業種業務ごとのお客様の環境に合わせ、固有のプロセスに対応したモデルを提供します。帳票処理自動化、注文書ファクス処理の効率化、契約書管理効率化、ワークフロー文書管理など4つの業務モデル、また、業種向けモデルとして製造現場かんたん文書管理モデルをご用意し、順次モデルバリエーションを拡大します。
クラウドアプリケーションサービスとして提供し、必要に応じた拡張性を担保しながら、小規模での導入から始めることができます。リコージャパンの強みである豊富なSE(システムエンジニア)戦力を活用し、お客様の様々な業務に応じた柔軟な設定やインテグレーションを行うことで、既存の業務に沿った形での業務デジタル化・効率化を実現します。そのため、中堅企業における働き方改革・生産性向上はもちろん、大企業に対しても、部門固有の業務効率化・困りごと解決に貢献します。
リコージャパンは、本サービスをお客様の業務を変革するキー・ソリューションとして展開し、中堅企業におけるクラウド技術を活用した業務改善を促進します。リコーグループは、今後もデジタルの力でさまざまな業務に関わる情報共有や業務プロセスの効率化を支援するソリューションを提供し、お客様の働き方改革に貢献してまいります。
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2020年3月期リコーグループ連結売上高は2兆85億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の“はたらく”をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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