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お知らせ 「国内リコーグループ カスタマーハラスメント対応基本方針」を策定

2025年7月16日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、このたび、「国内リコーグループ カスタマーハラスメント対応基本方針」を策定しましたので、下記の通りお知らせいたします。

国内リコーグループ カスタマーハラスメント対応基本方針

はじめに

私たちリコーグループ(以下、リコー)は、企業理念であるリコーウェイの7つの価値観の一つに「CUSTOMER-CENTRIC(お客様の立場で考え、行動する)」を掲げ、お客様への“お役立ち”に取り組んでいます。

リコーは、これまで築き上げてきたお客様との信頼関係をより強固にすべく、お客様からのご意見やご要望に対し、これからも真摯に対応してまいります。一方で、一部のお客様からの商品やサービス等への妥当性を欠いた要望や、暴言・恫喝などの社会通念から外れた言動が増えており、重要な問題と捉えています。

こうした行為は、お客様との信頼関係を損ない、継続的なサービスの提供を阻害する可能性があります。カスタマーハラスメントに該当する行為を受けた場合には、従業員一人ひとりの人権を守るため、本方針に従い毅然とした態度で対応します。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

カスタマーハラスメントの定義

お客様からのクレーム・言動のうち、その内容が妥当性を欠いているもの、または内容の妥当性に関わらずその手段・態様が社会通念に照らして不相当であり、従業員の就業環境が害されるもの。

(厚生労働省の『カスタマーハラスメント対策企業マニュアル』(2022年2月発行)に基づく)

カスタマーハラスメントの対象となる行為

  • 具体例は以下の通りですが、これに限るものではありません。
要求の内容が妥当性を欠いているもの
  • 提供する商品・サービスに瑕疵・過失が認められない場合での要求
  • 提供する商品・サービスの内容とは関係がない要求
要求を実現するための手段・態様が社会通念に照らして不相当なもの
  • 身体的な攻撃(暴行、傷害など)
  • 精神的な攻撃(脅迫、誹謗中傷、名誉棄損、侮辱、暴言、揚げ足取り、高圧的な行為など)
  • 威圧的な言動(罵声、威嚇、恫喝など)
  • 土下座の要求
  • 継続的・執拗な言動(合理性のない長時間・複数回にわたる応答など)
  • 拘束的な言動(不退去・居座り、監禁など)
  • 差別的な言動、性的な言動(性別・国籍等を蔑む、セクシャルハラスメント、接触、ストーカー行為、プライベートのつきあいの強要など)
  • 従業員個人への攻撃・要求(人格を否定する言動、嫌がらせ行為など)
  • SNSやインターネット上での誹謗中傷、従業員の個人情報などの投稿(写真・音声・映像の公開)
  • 不合理または社会通念を超える過剰な要求(商品交換・金銭補償の要求、合理性のない謝罪など)

カスタマーハラスメントへの対応

リコーがカスタマーハラスメントに該当する行為があると判断した場合、商品・サービスの提供やサポート対応をお断りさせていただきます。また、継続的なハラスメントや悪質なもの、刑罰法規に触れると判断できる場合は、警察や弁護士等と連携して、厳正に対処します。

リコーにおける取り組み

  • 本方針による企業姿勢の明確化、従業員への周知・啓発
  • カスタマーハラスメント発生時の従業員への心身のケアおよび再発の防止
  • 従業員への社内相談窓口の周知、教育・研修の実施
  • 警察・弁護士等との連携

お客様へのお願い

多くのお客様は、上記に該当する事案もなく、リコーの商品・サービスをご利用いただいております。しかし、万が一カスタマーハラスメントに該当する行為があった場合、この方針に沿って対応します。

今後ともお客様への“お役立ち”を通じた信頼関係の構築に努めてまいりますので、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

  • 社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
  • このページの内容は発表時のものです。
    既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。

| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2025年3月期グループ連結売上高2兆5,278億円)。

“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

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