株式会社リコーは、日本経済新聞社が主催する2024年度「日経サステナブル総合調査 SDGs経営編」において、6年連続で最上位の「星5(偏差値70以上)」を獲得しました。また、この調査の結果をもとにSDGsに貢献する先進企業を表彰する「日経SDGs経営大賞」において、「プライムシート企業」に認定されました。プライムシート企業は、各企業が年々、SDGsに対する取り組みの質を高める中において、優れた取り組みで高い評価を続けている企業を認定するものとして今年より新たに設けられたもので、当社は第1号企業となりました。
「日経SDGs経営大賞」は、SDGs(持続可能な開発目標)を経営と結び付けることで、事業を通じて社会、経済、環境の課題解決に取り組み、企業価値向上につなげている企業を評価するものです。「SDGs戦略・経済価値」「社会価値」「環境価値」「ガバナンス」の計4つの分野に関する質問で構成され、企業向けアンケート調査や公開データなどから18の評価指標を作成し、総合的に企業の「SDGs経営」を評価します。
今年は国内の上場企業を中心として887社が調査に参加し、「星5」に認定された企業は11社でした。リコーはこれまで、2019年第1回および2022年第4回で「環境価値賞」、2020年第2回で「大賞」を受賞していました。
受賞企業の表彰式が11月26日に行われました。リコー 社長執行役員の大山は、受賞のスピーチで、「プライムシート企業という栄誉ある認定を頂戴し、大変光栄に思うとともに、日々取り組みを推進してきてくれた社員を誇りに感じています。今後もはたらく人を取り巻く社会の課題をデジタルの力で解決し、はたらく人の生み出す力を支えてまいります。社員一人ひとりが活躍する多様性あふれる組織風土を土台に、リコーグループは常に進化し続けてまいります。」と決意を述べました。
リコーグループは、目指すべき持続可能な社会の姿を、経済(Prosperity)・社会(People)・地球環境(Planet)の3つのPのバランスが保たれている社会「Three Ps Balance」として表しています。この目指すべき社会の実現に向け、「事業を通じた社会課題解決」とそれを支える「経営基盤の強化」の2つの領域で7つのマテリアリティ(重要社会課題)を特定し、各マテリアリティに紐づく16のESG目標を設定して、これらの解決に取り組んでいます。
リコーグループでは、「ESGと事業成長の同軸化」が企業価値向上につながると考えており、今後も事業成長に貢献するESG活動の充実を図るとともに、ステークホルダーへの情報開示を積極的に進めてまいります。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2024年3月期グループ連結売上高2兆3,489億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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