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お知らせ

リコーと富良野自然塾が富良野市でワーケーションプログラムを実施

~新卒2年次社員が地域住民と交流し、環境問題や地域課題への理解を深める~

2023年11月10日
株式会社リコー
NPO法人富良野自然塾

株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃、以下「リコー」)とNPO法人富良野自然塾(主宰:倉本 聰、以下「富良野自然塾」)は、北海道富良野市で若手社員がワーケーションを実施するプログラムを本年度も共同で実施します。

今年で3年目となる本プログラムは、リコーの新卒入社2年次の社員12名(2日程・各6名)が研修プログラムの一環として参加し、宿泊地でのリモートワークに加え、富良野自然塾が企画した自然の中でのアクティビティや地域住民の皆さんとのワークショップを通じ、環境問題や地域の課題に関する理解を深めます。また、コロナ禍で交流の機会が少なかった同期入社メンバーの仲間意識醸成につなげます。

リコーは、「“はたらく”に歓びを」を企業理念であるリコーウェイの使命と目指す姿として掲げています。2017年度からは全社で「働き方変革」に取り組み、ルールとツールの整備による働きやすい環境づくりから、意識·風土の変革による「働きがい」の向上に至るまで、さまざまなチャレンジを続けています。その一環として、ワーケーションもリモートワークの1つと位置づけており、職種や仕事内容に合わせて、社員一人ひとりが自律的に時間と場所を選べる柔軟な働き方を実現しています。

富良野自然塾は、運営プログラムをワーケーション行程に組み込むことにより、環境問題解決における大切なメッセージ「地球は子孫から借りているもの」をより多くの方に届けたいと考えています。富良野市にとっても、リコーの若手社員との交流が地域課題である「関係人口の創出」の取り組みにつながっています。リコーと富良野自然塾は、地域共創への貢献、および働きがいとSDGsの達成を目指し、これからも様々な取り組みを行っていきます。

実施の背景

働き方の多様化が進み、企業やオフィスワーカーの間で、リモートワークの一形態であるワーケーションへの関心が高まっています。一方、地方自治体や観光業界には、新型コロナウイルス感染症リスクを軽減しつつ、より多くの旅行機会を創出することや旅行需要の平準化が求められています。

リコーでは、2020年10月のリモートワーク制度変更により、ワーケーションが可能になりました。2022年5月には社員向けのワーケーション実施ガイドを制定し、適切な活用を促しています。

富良野自然塾は、2006年の設立以来、学校教育に多く活用されてきましたが、ここ数年は企業研修の要望が増えてきたため、富良野市や他のNPOなどと官民連携を図り、合宿型を基本とするワーケーションの受け入れ態勢の体系化を進めています。

実施概要

実施地域 北海道富良野市
日程 第1回:2023年10月16日(月)~10月19日(木)/3泊4日 ※実施済み
第2回:2024年1月22日(月)~1月25日(木)/同上
参加人数 各回6人、計12人
内容 リモートワーク(通常業務)、環境教育プログラム、植樹体験、農作業体験、地元住民との交流、他

参加した社員の声

富良野市でのリモートワークについて

ホテルの部屋だけではなく、富良野の街中にあるコワーキングスペースなど複数の施設を使わせていただきました。リモート会議で富良野の自然豊かな環境が会話のきっかけになったり、同期のメンバーと気分転換にお話ししたりと、ワクワクしながら仕事をすることができました。

環境教育、コミュニケーションワークショップ

普段当たり前に思っていたり、知ったかぶりになっていることを実際に自分の「五感」で体感することができて、自然を守る大切さを自覚するとともに、仕事においても相手の立場に立って考えたり、視点を変えて本質を捉えたりすることを大切にしたいと改めて思いました。

地域の方々との交流について

「富良野の活性化」という実際の課題をテーマにディスカッションしたことは非常に刺激的で、大変有意義な時間でした。富良野の魅力と富良野で生活されている皆様の熱い想いを知れただけでなく、自己理解そして普段の業務にも当てはまる新たな気付きを得ることができました。

同期とのつながりについて

所属も事業所も異なるメンバーだったということもあり、同期メンバーの業務内容を聞くだけでもいろいろな現場の生の声が聞けて楽しめました。また、担当業務が異なるからこその目線の違いなど自分には無い視点による学びもありました。

お問い合わせ先

株式会社リコー 広報室
TEL050-3814-2806
E-mailkoho@ricoh.co.jp
NPO法人富良野自然塾
TEL0167-22-4019
E-mailshizenjuku@furano.ne.jp

| 富良野自然塾について |

作家・倉本聰が主宰する富良野自然塾は、閉鎖されたゴルフ場跡地を元の森に還す「森づくり事業」と、そのフィールドを活用した「環境教育事業」を行っています。2006年の設立以来、植樹本数は9万本近くなり、五感を使った地球環境について考えることを目的としたプログラムの参加者数は5万人を超えています。

2022年現在、全国7か所(愛媛県今治市、京都府宮津市、福岡県北九州市、東京都立川市、福島県裏磐梯、福井県勝山市、鳥取県奥大山)にフランチャイズ校を展開しています。

これからも、自然と寄り添って暮らす当たり前の生き方について、気付きときっかけを与えるプログラムを提供してまいります。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。https://furano-shizenjuku.com/


| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2023年3月期グループ連結売上高2兆1,341億円)。

“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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