お知らせ
株式会社リコーは、2021年7月28日からオンライン開催される「NET ZERO Leaders Summit(Japan Business Conference 2021)」(主催:経済産業省、独立行政法人日本貿易振興機構)に、植物と空気からできた新素材「PLAiR(プレアー)」を出展します。
本イベントは日本のグリーン投資や「2050年カーボンニュートラル」に向けた取り組みを世界に向けて発信するもので、スタートアップ企業やグリーン関連企業を含む計54の企業や自治体が、「経済と環境の好循環」を実現するカーボンニュートラルへの挑戦をテーマに日本の誇る技術や魅力を出展します。
今回リコーが出展する「PLAiR」は、トウモロコシやさとうきびなどに含まれるデンプンを原料としたポリ乳酸(PLA)を独自の「CO2微細発泡技術」で発泡させた、しなやかさと強さを兼ね備えた発泡PLAシートです。PLAは焼却しても大気中の二酸化炭素を増加させず(カーボンニュートラル)、また、土中や堆肥などの一定の環境下で、水と二酸化炭素に分解する(コンポスタブル性)という環境にやさしい特性をもっており、従来の石油由来プラスチックの代替素材として期待されています。リコーはPLAにフィラー(発泡核剤)を均一に分散させ、そのフィラーを核に数十ミクロン単位の均一な気泡を作成して加工した発泡PLAシートの開発に成功しました。
発泡PLAシートは発泡倍率を変えることができるため、緩衝材や梱包材、各種の容器などさまざまな用途への展開を目指しています。2020年11月からサンプル提供を開始し、現在は当社のフルカラー再生複合機の緩衝材の一部に活用しています。
リコーは脱炭素・循環型社会の実現を目指し、「安心して使える」があたりまえの未来に向けて引き続き新素材「PLAiR」の開発を進めてまいります。
PLAiRの技術概要をパネルやイメージ映像などでご紹介します。
(ブランドサイト)発泡PLAシート「PLAiR」
(技術情報)植物と空気からできた新素材 PLAiR
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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