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お知らせ

福島県南相馬市が、セーブ・ザ・メモリー サービスパッケージを導入 ~被災した写真をデジタル化してお返しするセーブ・ザ・メモリー プロジェクト~


2012年7月11日
株式会社リコー

 株式会社リコーは、東日本大震災の復興支援活動の一環として、津波で失われた写真を取り戻していただくための「セーブ・ザ・メモリー サービスパッケージ(以下、本サービスパッケージ)」を、今年5月から、震災復興を進めている各自治体にご提案しています。このたび福島県南相馬市にも本サービスパッケージのご導入を決定していただき、写真のデジタル化が開始されました。これは、宮城県亘理町に続き、2つ目の導入となります。
 本サービスパッケージは、今年の3月に終了したセーブ・ザ・メモリープロジェクト(*1)で培われた技術、ノウハウを活かしてシステムの改善を行い、それをパッケージ化したものです。リコーは、デジタル化と写真センターの運営に必要なハードウエア、オンラインストレージサービス(クオンプ) (*2)、人的サポート等をパッケージ化した統合サービス「セーブ・ザ・メモリー サービスパッケージ」を自治体向けに一部クラウド利用料を有償で提案しています。有償サービスにすることで、各自治体が主体となって運営し、リコーはその取り組みが円滑に進められるようサポートしていきます。これらの取り組みが、より地域に根付いた活動になることを狙いのひとつとしています。
 すでに、本サービスパッケージを導入されている宮城県亘理町の今秋の写真センター開設予定に続き、南相馬市もデジタル化した写真の閲覧ができるよう、今秋の写真センター開設を目指しています。
 リコーは、本サービスパッケージの提供をセーブ・ザ・メモリープロジェクトの第2フェーズと位置づけ、継続的に復興支援活動を行ってまいります。
  • (*1)地方自治体が回収・洗浄した写真を複合機でデジタル化し、リコーが提供するオンラインストレージサービス(クラウド)の「クオンプ」に保管することで、写真を検索し易くする復興支援活動です。クオンプに保管された写真は、各自治体の写真センターで検索することができ、持ち主に写真の原本と共にそのデータをお渡しすることができます。

  • (*2)写真をデジタル化し、リコーが運営するデータセンターで保管(クラウド化)することにより、再び写真を失う心配が低くなります。また、ご自身のデータはパソコンや携帯電話、スマートフォン等で、時間と場所を問わず閲覧でき、簡単に家族や友人と共有することもできます。

利用に関するお問合せ先

セーブ・ザ・メモリー プロジェクト Email:inquiry@savethememory.jp