リコージャパン株式会社 北海道支社(支社長:国松 豊、以下 リコージャパン北海道支社)とデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(代表取締役社長執行役員:市川 聡、以下 DIT)、株式会社マネーフォワード(代表取締役社長グループCEO:辻 庸介、以下 マネーフォワード)は、北海道函館市道南地区のDX推進に関する包括連携協定を2025年11月28日(金)付で締結しました。
右から、デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 DXビジネス事業部 事業部長執行役員 成田 裕一 氏、リコージャパン 執行役員 デジタルサービス営業本部 北海道支社長 国松 豊、株式会社マネーフォワード パートナービジネス本部 副本部長 小室 敏郎 氏
近年、急速なデジタル技術の進展や社会構造の変化が進むなか、企業活動において、デジタル化による生産性向上が不可欠となっています。特に、企業の人手不足への対応や地域産業の競争力を維持するための新たなビジネスモデルへの変革といった課題解決には、デジタル化が重要な役割を果たします。
しかしながら、道南地区の中小企業においては、専門人材やノウハウ不足などが障壁となり、デジタル化が進みにくい現状があります。こうした背景を踏まえ、三社協力のもと、地域全体でDXを推進するため、包括的な連携を図ることとしました。
リコージャパン北海道支社、DIT、マネーフォワードの三社が連携・協力のもと、函館(道南地区)の自治体および企業のDXを推進し、地域社会の持続的な発展に寄与することを目的とします。
目的の達成に向けて、以下の1~4に掲げる事項について連携し、協力して取り組みます。
連携図
以下の通り、各社の強みを持ち寄り、中小企業のDX推進および地域雇用の促進に取り組んでまいります。
これまで全国地域密着でさまざまなお客様の課題解決を支援してきており、特に文書電子化や業務フロー改善に強みがあります。道南地区の企業・自治体との接点も多く、地域の皆様のDXに伴走支援で貢献します。オフィス分野で培ってきた「お客様を知り、課題を抽出・共有する力」、「パートナーとの連携の核となるスキル・ノウハウ」を本取り組みにおいても発揮できると考えています。
函館分室および北斗AIサテライトを拠点に、地域密着型の導入支援・運用サポートを担います。中小企業の業務をヒアリングし、最適なDX運用提案や費用対効果の算出を行うことで、ペーパーレス化・業務効率化を推進。さらに地元人材の採用・育成を通じて、道南地域の持続的なデジタル化と雇用創出に貢献します。
道南エリアのDX推進を加速するため、バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』を地域に提供します。これまで企業の業務効率化を支えてきた本サービスを、地元中小企業にもより身近に届けるべく、地元での人材採用を進め、リコージャパン北海道支社・DITと三社で地域密着型のサポート体制を構築します。
本協定では、地域に根付いた提案、特にペーパーレス化や業務フロー改善の提案に強いリコージャパン北海道支社、函館のIT雇用促進を実施し、地域密着型導入サポートに強いDIT、バックオフィスのDXプロダクトを強みとするマネーフォワードが連携・協力し、道南地区の中小企業のDXを推進します。