Skip to main content
Skip to first level navigation
Main content
第105回定時株主総会
- *営業報告に関わる複数の質問から、主な質疑応答の要旨を記載しています。
質問 |
部門別売上高をみると画像ソリューションが前年度比11%減少している一 方、ネットワークI/Oシステムが20%増加していますが、この傾向は当期だけのもの なのでしょうか、それとも今後も続くのでしょうか。 |
回答者 |
代表取締役 桜井正光 |
回答 |
戦略として事業構造の変革を展開しており、スタンドアロン型の機器を中心 にした画像ソリューションが減少し、ネットワーク機能を持った機器の売上が増加 する傾向は狙い通りです。今後もネットワークI/Oシステムの拡大を図ります。 |
質問 |
コーポレートガバナンスに対するリコーの取り組みを聞かせてください。 |
回答者 |
代表取締役 桜井正光 |
回答 |
2000年7月に第一次経営機構改革を実施し、経営と執行の分離を図りました。 具体的には執行役員制の導入や社外取締役の招聘などを行いました。今回取締役会 の経営監督機能のさらなる強化と執行役員への権限委譲を狙いとした第二次経営機 構改革に取り組みます。具体的には、社外取締役の増強と指名報酬委員会の設置、 取締役役位の廃止などを行います。 |
質問 |
敵対的買収への対応についての考えを聞かせてください。 |
回答者 |
代表取締役 桜井正光 |
回答 |
敵対的買収に対しては、企業価値を高めておくこと、すなわち企業としての 成長・発展を図っていくことが何よりも重要と考えています。今年度から始まった 第15次中期経営計画(2005年4月~2008年3月)もそれを強く意識したものとなって います。 |
質問 |
売上・利益とも、単独が連結の半分しかありません。配当が単独の利益から 出ていることを考えると単独(株式会社リコーの業績)をより盤石なものにしてい ただきたいと思います。連結と単独についての方針を教えてください。 |
回答者 |
代表取締役 桜井正光 |
回答 |
株式会社リコーが健全な業績を維持することが重要であると認識しておりま す。株式会社リコーがグループ全体を考え、開発投資やシステム投資を行い、これ らの投資に対するリターンを獲得してまいります。一方、グループ会社は市場や地 域に密着した調達・生産・販売・サービスなどを通して、それぞれの分野で投資リ ターンを考えます。配当については、連結を視野に入れて行っており、連結で20% の配当性向を目指したいと考えております。 |
質問 |
職務発明者の実績に対する報奨は充実していますか。また技術職以外の社員 への報奨制度はありますか。 |
回答者 |
代表取締役 桜井正光 |
回答 |
職務発明者に対しては以前から充実した報奨制度を設けております。また、 技術職以外へも業績貢献や社会貢献、文化功労等々に対し、さまざまな表彰・報奨制度を設けております。 |
質問 |
戦略的先行投資として研究開発費を増額しましたが、開発の内容を教えてく ださい。また、効果はいつから出るのでしょうか。 |
回答者 |
代表取締役 桜井正光 |
回答 |
カラー化、ネットワーク化におけるリコーの競合優位を今後も確保するため の投資を行いました。具体的には今後3年間の第15次中期経営計画期間中に市場投 入する製品の開発投資です。したがって成果は、今年後半から来年にかけてより充 実したカラー機等の商品として現れてきます。 |
質問 |
今年度もすでに3ヶ月が経過しようとしていますが、売上や純利益は年度見 通しの四分の一に達していますか。 |
回答者 |
代表取締役 平川達男 |
回答 |
売上高はほぼ見込んだ状況で推移していると認識しています。利益について は多種多様な要因があるため、現時点での予測は差し控えさせていただきます。 |
以 上
第105回定時株主総会に戻る