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第104回定時株主総会

第104回定時株主総会 質疑応答

  • 営業報告と議案に関する質疑応答の要旨を記載しています。

営業報告に関する質疑応答


質問

損益計算書について単独と連結の両方の説明がありました。経費の増加などにより単独の営業利益が前期比100億円近く減少したが、それらの費用の支出は連結業績の向上に貢献したとの内容に受け取れました。これは単独の利益を転移させたとも受け取れますが、いかがでしょうか?

回答者

代表取締役社長 桜井正光

回答

転移ということではございません。リコーグループ内の会社の役割として、株式会社リコーは主に技術開発、製品開発、生産などの機能を担い、一方グループ各社は生産、販売、サービスなどの機能を担っております。従いまして、株式会社リコーにおける研究開発費を始めとする戦略的費用の先行的支出が多額であった場合には、単独業績が下がり、連結業績が向上するという事態も起こりえます。今期は、そのような状況となったということをご説明した次第です。


質問

単独決算の利益処分として配当がなされることを考えると、単独の利益が少なくなる場合には、配当も少なくなるということでしょうか。

回答者

代表取締役社長 桜井正光

回答

配当につきましては、単独の利益は当然のこととして、連結の利益も考慮しながら決めておりますので、必ずしも懸念されるようなことはございません。しかしながら、単独の利益が配当の源泉でありますので、これをきちんと確保していくことは重要であると認識しております。


質問

リコーは環境先進企業として炭酸ガスの削減について高い目標値を掲げ、達成すべく努力されていますが、この目標は達成できそうですか?

回答者

代表取締役社長 桜井正光

回答

現在、政府が産業界に求めている炭酸ガスの2010年度の削減目標値は7%(1990年度比)です。これに対して、弊社は12%という目標値を自ら掲げて取り組んでおります。ご指摘の通り、これは確かに高い目標値ではございますが、これまで以上に生産性向上や技術革新、さらには森林保全活動などを進めていくことで達成可能と考えております。併せて、弊社では、地球環境保全と利益創出の同時実現を目指した「環境経営」により、利益を圧迫することなくこれを達成してまいりたいと考えております。


議案に関する質疑応答


質問

利益処分案においてプログラム準備金と固定資産圧縮積立金の繰入がないのはなぜですか。

回答者

代表取締役副社長 平川達男

回答

プログラム準備金は02年の税法改正により、今年度から廃止となりました。従いまして、残っている分の取崩のみとなりました。一方、固定資産圧縮積立金は、当期該当がないため新規積立はありません。

以 上