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「異なる文化、感性が生み出す新しさ」

自然の造形美と文化の原点

今回、中国市場向けモノクロレーザープリンター/複合機を、中国の孫、日本の鈴木、2人がデザインした。孫は、自然の造形美を目指している。「自然界が作り出す造形は機能と美しさを兼ね備えている。構造が精巧で素材も合理的。自然の原則に合ったデザインが形成されている。」日ごろから、貝殻などの構造を見て造形美を活かしたいと思っている。
鈴木は民俗の伝統的な生活や文化に興味がある。「西洋にもアジアと似たような風習や工芸品が地域や時代を超えて存在している。たとえば、日本と遠く離れた異国の地でキャンドルを灯すような風習を見ると、なぜ同じような風習があるのか考えてしまう。地域や時代を超えて受け継がれている文化や風習の普遍性はすごいと思う。」
自然や文化をもとにした、だれが見ても納得感のあるデザインを2人は目指している。

アジアに共通する文化からの発想

この商品で2人がイメージしたのは真っ白いお餅の皮に包まれ、中の餡がうっすらと見える「大福」のお菓子だ。丸くて、やわらかくて、甘くて、ほっとするような日本を代表する和菓子。「中国にも同じようなお菓子が昔からある」と孫は言う。大福のようなお菓子から、孫と鈴木が共通して実現したかったのはデザインコンセプトであるFriendly&Compact。親しみとコンパクトさを2つの国に昔からあるお菓子でイメージした。中国と日本、2つの共通する文化からデザインが生まれた。

存在感のある白と黒

中国人の購買傾向や利用状況、デザインの嗜好性を調査した。購入時は店頭に来て、自ら手で持って帰るかバイクに乗せて持ち帰るため、コンパクトな大きさが重要だった。また業務用のレーザープリンターを身近に置くワークスタイルが少ないことから、インクジェット風の圧迫感がない親しみやすいフォルムにした。商品選定の際は、知人やインターネットの口コミを確認する。そのためインターネット上の小さな画像でも存在感があるように、白と黒のツートーンにした。このような明快なコントラストは中国では新しい配色だった。

リズミカルな美しさ

特に白と黒の配色やカバー構成にこだわった。設計者と何度も検討した。コンパクト感を出すために白を前面に出し、給紙部分を折りたたみにして黒の配色を調整することで、圧迫感をなくしスッキリ見せるようにした。また品質感を高めるために、黒の光沢感、マット感を使い分けた。機能的でありつつも白と黒との調和、リズムの美しさを追及した。
2人のデザイナーのこだわり、デザイン感、そして2つの国に共通する文化、地域特有の習慣や嗜好性から、親しみがありつつも、新しいデザインが生まれた。これからも異なるデザイナーの文化や感性が融合することで、どんな新しいデザインが生まれるのか、次が期待される。

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