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エレクトロクロミック調光技術 ~サングラスへの応用~
背景
欧米では、目の保護を目的としてよくサングラスが使われます。
利用場面には、ドライブやスポーツをはじめ、日常生活の様々なシーンがあります。
利用者の好みや利用シーンによって、レンズをいつでも最適な明るさに調節できれば、サングラスをより快適に使う事ができます。
こんな事を解決
リコーは自由にレンズの明るさを変えることができる技術を開発しました。
- 明るいところでは「サングラス」、暗いところでは「クリアレンズ」
- スイッチひとつ、または自動でいつでも最適な明るさに調整
技術の特徴
リコーは、電気を使って透明状態と着色状態を自由に切り替えられるエレクトロクロミック材料を開発し、サングラスに利用しました。
- エレクトロクロミック技術を採用し、電気による透過率の階調制御と透明状態での明るさを両立
- 眼鏡フレームにスイッチ、電池を実装し、透過率を自由にコントロール
図1. 透明状態と着色状態の比較
リコーの想い
以下の強みを生かして、応用範囲を広げていきます。
- 曲面や球面形状への加工技術
- 独自の材料を活かした多様な色彩表現技術
- ※
- 本技術開発の一部は、国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)からの助成を受けて実施しています。