ダイヤモンドデータ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:宮澤 敏、以下、ダイヤモンドデータ)、日本オプロ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:里見 一典、以下、日本オプロ)と株式会社リコー(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:近藤史朗、以下、リコー)は、文書管理システムなどの既存システム(以下、上位システム)とリコーのデジタル複合機(MFP)「imagioシリーズ」を連携して、スキャンデータを上位システムへ効率的に引渡しをする『iX-S』を4月22日から販売いたします。
『iX-S』は、日本オプロ(リコーが推進するソリューション「Operius(オペリウス)」の開発パートナー)とダイヤモンドデータがリコーの技術協力のもとに開発したもので、リコーのMFP「imagioシリーズ」と連携させて提供するものです。ダイヤモンドデータから販売・サポートを行うことに加え、リコーグループの販売会社もOperius認定商品として販売いたします。
『iX-S』は、上位システムとMFPとの間で情報の受け渡しをするミドルウエアです。本システムは、上位システムであらかじめ文書情報などが先行登録された状態に、後から紙文書のスキャン登録を行うといった運用に適しています。例えば、契約書や検収書など相手方の署名や押印された文書が最終文書となる場合、文書情報はあらかじめ上位システムで作成されていることが多く、スキャン登録作業が最後の作業として残ります。
『iX-S』は、まず上位システムで事前に登録されたジョブのリストを受け取ります。そのリストはMFPの操作画面に表示され、オペレータはスキャン対象文書をワンタッチするだけでスキャンすることができます。これによりスキャン登録の作業効率を向上することができます。誰でも簡単に、決められたルール通りに上位システムへ登録できるため、紙の電子化を促進し、内部統制やISMS等にも貢献いたします。
『iX-S』には、セールスフォース・ドットコム社のアプリケーションである"Salesforce"(以下、Salesforce)に連携するサンプルアプリケーションが付属しております。サンプルアプリケーションは、iX-S APIを用いて作成されているため、これを開発の参考にすることができます。また、Salesforce上の商談に、スキャン結果を取り込むアプリケーションとして、そのまま利用することも可能です。