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ニュースリリース

リコーと日本IBM、クラウド・コンピューティング分野で協業
~リコーグループで実践している活用ノウハウと共に月額従量制で提供~

2009年7月24日
株式会社リコー
日本アイ・ビー・エム株式会社

  株式会社リコー(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:近藤史朗、以下、リコー)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本孝之、NYSE:IBM、以下、日本IBM)は、国内の中堅・大手企業向けに、IBMのグループウエア「IBM® Lotus Notes/Domino(以下、Lotus Notes/Domino)」の機能をクラウド環境で利用するサービスを提供することについて協業します。両社は、営業およびマーケティング活動を共同で展開します。

  近年、景気の後退に伴い、「運用管理コストを削減したい」、「削減した分のコストをコアビジネスへ重点的に投資したい」という企業ニーズが拡大しています。一方で、BCP(Business Continuity Plan)の観点から、企業は自社の情報システムの安全性確保も求められています。このような環境変化に対応するため、特に中堅・大手企業を中心に、情報システムを「所有する」という形態から、その機能を「利用する」形態へと、情報システムマネジメントを変革する機運が高まっています。

  今回リコーは、日本IBMの協力のもとに、サーバーハードウエア、ソフトウエア(OS、Lotus Notes/Dominoシステム)及びそれらの運用・保守・監視業務から、Lotus Notes/Dominoの基本機能(ユーザー、IDファイル、アドレス帳のメンテナンス等)の業務代行までを含めたサービスをクラウド環境で提供いたします。これにより、これまでシステム運用管理担当者の負荷になっていたハードウエア障害や利用者からの問合せ対応、セキュリティパッチの適用やデータバックアップ作業などがなくなり、安心してコアビジネスに注力できます。

  また、リコーは約12年にわたりLotus Notes/Dominoを販売・導入しており、その実績の中で培ってきた、お客様の課題解決力と、リコーグループ内での豊富な社内実践から生まれたLotus Notes/Dominoによる社内プロセス改善ノウハウを融合し、お客様に情報システムを有効活用していただく提案を行ってまいります。これらのサービスを、利用者数や契約ディスク容量に応じたライセンス料込みの月額従量制で提供することで、お客様の初期導入コストを抑えます。

  さらに、リコーはこの新サービスを通じて、お客様のクライアントPCのレンタルサービスや、導入から運用・保守の業務を全て代行する「クライアントマネージドサービス」など、既存サービスの提案も強化し、お客様のITコスト削減と業務効率化を実現するソリューションを提供してまいります。
【新サービスの概要】
Lotus Notes/Dominoの機能をクラウド環境で提供するサービスです。
Lotus Notes/Dominoの基本機能(ユーザー、IDファイル、アドレス帳のメンテナンス等)の業務代行を実施。
リコーグループで実践した豊富なLotus Notes/Domino活用・運用ノウハウのお客様への提案、お客様のLotus Notes/Dominoアプリケーションに関する相談やお困りごとに的確に応えるアドバイザーをお客様毎に設置。
従来の「守りのIT投資」から、「攻めのIT投資」への戦略的転換を目指し、お客様の「トータルオフィスコストの見える化」と「TCO削減」の実現やBCPの実現に向けた提案を実施。
【新サービスの特長】
Lotus Notes/Dominoサーバーハードウエア、OS等の資産やLotus Notes/Dominoライセンスの購入が不要。
ハードウエア保守、ソフトウエアのセキュリティパッチ対応等のシステム運用が不要なため、システムの運用・管理コストの削減が可能。さらにLotus Notes/Dominoシステム基盤の運用・管理業務コストの削減が可能。
月額従量制で提供。利用者(クライアント)数の増減、利用アプリケーションの増加等による、CPU(中央演算処理装置)、ディスク資源等の拡張などにも柔軟に対応でき、必要最低限の投資で業務の継続運用が可能。
自社で蓄積したノウハウをコンサルティングなどの形でサービスを提供。
  • IBM、IBMロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、
    http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。