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ニュースリリース

操作性と基本性能を向上した3次元ソリッドモデラー
「DESIGNBASE V12」を新発売

2004年3月30日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、Microsoft(R) Windows(R) XP/2000/Me OSで稼働する3次元CAD用のソリッドモデラー(立体の内部データまで表現するソフト)として、データ交換およびサーフェスモデリング(面によるモデリング)時の使い勝手の向上、基本性能の向上を実現した「DESIGNBASE(デザインベース) V12」を開発し、新発売いたします。
製品名 DESIGNBASE V12
標準価格 1パスワード/1年間の利用権利:21,000 円(税抜 20,000 円)
発売日 2004年3月31日
年間出荷本数 1万本
*DESIGNBASEのご購入方法は、まずDESIGNBASEホームページからソフトウェア一式をダウンロードしていただき、リコーの企業向けポータルサイト「NetRICOH」( http://www.netricoh.com)からライセンスをご購入いただきます。
*保守サービス、購入後のお問い合わせなどにつきましては、DESIGNBASEホームページ(http://www.ricoh.co.jp/designbase)をご参照ください。
 「DESIGNBASE」は、3D化が進むCAD/CAM/CAEシステム用のツールキット(ソフトウエア部品)で、ソリッド(立体)データとサーフェス(曲面)データの統合処理を高レベルで実現しています。1987年の「V1」発売以来、高度な自由曲面機能や、ソフトウエアシステムに組み込む際の使いやすさからご好評をいただいております。
  「V12」では、次の点を強化しています。
<DESIGNBASE V12の主な強化ポイント>
1. データ交換およびサーフェスモデリング時の操作性を向上しました。
  (1) データ交換の操作性向上
    IGES(CADシステムで汎用性の高い3Dデータ形式)データの入力機能を強化。IGES形式のソリッドデータファイルを読み込んだ際に得られるサーフェス群を、データ内の位相情報(面データ同士の関係を表す情報)を利用して自動的に接合、再ソリッド化。従来は、試行錯誤的に面を接合する必要があったのに対し、本機能によって、ワンステップでソリッドデータを得ることが可能に。

  (2) サーフェスモデリング時の操作性向上
    縮退辺(長さがゼロになった辺)を持つ三角形面に対し、厚みづけ等の肉厚一定形状の生成が可能。
    面の接合時に、曲面形状が微小変形することを認めるか否かを制御可能。意図しない曲面の変形を防止。

2. 形状品質や処理速度の向上など基本性能を強化しました。
  2曲面の交線を求めた時などに特殊な条件でまれに発生していた、パラメータ上の中点と曲線長の中点が離れてしまうケースを抑制。
  穴を持つ平面に対するポリゴン分割近似機能(曲面を平面の集合に置き換える機能)の成功率を向上。
  多数の穴を持つ2つの形状が接する場合の接合処理を従来に比べ約2倍に高速化。

※Microsoft、WindowsはMicrosoft Corporationの米国その他の国における登録商標または商標です。
※その他の会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です。

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