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ニュースリリース

リコー、曲面機能と処理速度を強化した3次元ソリッドモデラー
「DESIGNBASE V8.0」を新発売

1999年11月18日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、WindowsNT/98とUNIX上で稼働する3次元CAD用のソリッドモデラー(立体の内部データまで表現するソフト)として、曲面機能の強化と処理速度の向上を実現した「DESIGNBASE V8.0」を開発し、新発売いたします。
製品名 DESIGNBASE V8.0
標準価格 370万円から
発売日 1999年11月30日
年間販売金額 10億円
  • *このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
  • *発売日は、稼働機種、OSによって異なります。
  •  「DESIGNBASE」は、3D化が進むCAD/CAM/CAEシステム用のツールキット(ソフトウエア部品)で、ソリッド(立体)データとサーフェス(曲面)データの統合処理を高レベルで実現しています。高度な自由曲面機能や、ソフトウエアシステムに組み込む際の使いやすさから業界をリードしており、現在国内外約100社とライセンス契約を結んでいます。
      「V8.0」では、曲面機能の充実を中心に次の点を強化しています。
    <DESIGNBASE V8.0の主な強化ポイント>

    1. 1.曲面の生成・修正機能、丸め機能を強化しました。
        • 離れた面集合と稜線列の間に、面集合に接するようにルールド面(ある方向で切断すると必ず直線になる面)を生成可能に。抜き勾配面の生成などに便利。
        • 複数の断面から立体を生成するスキニング操作において、その断面同士を結ぶ稜線の形状を何本でも指定することが可能に(従来は2本まで)。
        • 制御点の配置が偏っている曲面を、制御点が均一に配置された曲面に近似変換可能。干渉計算の際の成功率を向上。
        • フィレット面(2つの面を指定した半径で接続した面)を生成する際、フィレット面の一部がはみ出してしまう場合でも生成可能に。
    2. 2.集合演算の処理速度を向上しました。
        • 処理の効率化により、集合演算の処理速度を約40~60%向上。
    3. 3.ツールキットとしての使いやすさを向上しました。
        • 他のシステムとのデータ交換の際に便利な、シンプルな形式のフォーマットを用意。DESIGNBASEに最適化された幾何データが得ることができ、STEPなど独自にインターフェースを開発する際に便利。
        • 丸め操作や集合演算、IGESデータ読み込みなど、時間のかかる処理の進捗状況を表示可能に。
        • 面塗り表示において、半透明表示が可能に。
  • *このニュースリリースに掲載されている会社名、商品名は各社の商標および登録商標です。