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ニュースリリース

リコー、カラーPOD市場に本格参入
プロダクション向けカラー毎分90枚機「RICOH Pro C900」を新発売

2008年5月8日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、POD(プリントオンデマンド)ニーズに対応するカラープロダクションプリンター「RICOH Pro C900」を開発し、新発売いたします。
 新製品「RICOH Pro C900」は、プロダクション市場向けプリンターの新ブランド「RICOH Proシリーズ」の第一弾として発表するものです。クラス*1最高となるカラー/モノクロともに毎分90枚(A4横送り)の高速・高生産性を実現したうえ、プロダクション市場で求められる高画質出力や高い安定性・信頼性を実現しています。さらにElectronics For Imaging, Inc. (本社:米国カリフォルニア州、以下:EFI社)製のプリントコントローラーを内蔵しながら本体標準価格は1,230万円と、優れたコストパフォーマンスを実現しています。
  • *1本体標準価格が3,000万円以下のカラープロダクションプリンターにおいて(2008年5月7日現在)
  • 製品名 RICOH Pro C900
    標準価格(消費税別) 1,230万円
    発売日 2008年8月
    販売台数 300台/年間
  • このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
  •  商用印刷市場や企業内印刷市場では、印刷物の多品種・少ロット化により必要な時に必要な部数を低コストで印刷できるカラーPOD(プリントオンデマンド)に対するニーズが拡大しています。近年、短納期での対応がますます要求されているほか、チラシやダイレクトメールに可変データを印刷して訴求力を高める「バリアブル印刷」へのニーズも高まっています。
     リコーは、モノクロPOD市場で実績のある「imagio MP 1350シリーズ」に加え、「RICOH Pro C900」を発売することで製品ラインアップを強化するとともに、パートナー各社との連携を拡大することで、印刷データの入稿から、編集、印刷後の製本、検品工程までのお客様のワークフローを最適化するトータルソリューションを提供してまいります。
     また、基幹帳票印刷とPODの融合により今後市場が拡大する「トランスプロモ」(請求書や明細書にそれぞれの顧客に合わせた販促情報を印刷する)に対しても、リコーとIBM社との合弁会社であるインフォプリント・ソリューションズの基幹システム構築ノウハウやデータハンドリング技術をはじめ、リコーグループが持つリソースを最大限活用していくことで、リコーならではの高い顧客価値を提供してまいります。
    <新製品 RICOH Pro C900 の主な特徴>
    1. クラス最速のカラー/モノクロともに毎分90枚(A4横送り)の高速出力を実現しました。
      新開発タンデムエンジンの採用により、クラス最速となるカラー/モノクロともに毎分90枚(A4横送り)の高速出力を実現。新定着機構の採用により、60~300g/m2までの全ての紙厚で同速となる高生産性を発揮。
      業界初のリング製本*2をはじめ、大容量スタッカー*2や中綴じ製本など、多彩な後処理オプションを用意。印刷後の後処理を大幅に短縮。
      本体標準の2,750枚給紙に加え、オプションで最大12,100枚の大量給紙が可能。さらに稼動中に用紙やトナーの補給が可能。消耗品切れによるダウンタイムを未然に防止することが可能。
      用紙の透過光を検出することで用紙の重送による白紙の混入を防止する「重送検知機能」を標準搭載。面倒な検品の手間を省き、業務効率を向上。
    *2 2008年度中に発売予定

    2. 安定した高画質出力を実現しました。
      リアル1200dpiの高解像度出力に加え、(1)常にフレッシュな現像剤を供給することで安定した高画質を実現する現像剤プレミックス機構、(2)従来比で3~5倍の高寿命感光体、(3)低温定着を実現する新開発SVAトナーなどの採用により、プロダクション市場で求められる高画質出力を安定して行うことが可能。
      用紙のスキュー補正や位置(レジスト)合わせを高精度に行う独自のレジストレーション調整機能を搭載。

    3. 汎用性の高い高機能Fieryコントローラーを標準搭載し、高品位な出力を実現しました。
      高画質・高機能のPostScriptコントローラーとして、プロダクション市場で多くの実績を誇るEFI社のFieryコントローラーを標準搭載。「RIP 1 While Print 2」機能を搭載しており、RIP処理及び印刷処理の時間を大幅に効率化。
      印刷ジョブを効率的に管理するユーティリティーソフト「Command WorkStation」を搭載。出力したジョブの状況確認や再出力での出力順の並び替えやオプションの再設定、処理中のジョブへの割り込みなど、多彩なジョブ管理を実現。「RICOH Pro C900」の大型カラー液晶タッチパネルに「Command WorkStation」の簡易画面を表示し、再印刷指示などを効率的に行うことが可能。
      EFI社のカラーアーキテクチャー「ColorWise Pro Tools」を搭載。キャリブレーションやICCプロファイルの割り当て、スポットカラーへの対応など、高度なカラー管理が可能。

    4. 本体サイズの大幅なダウンサイジングを実現しました。
      本体サイズは、1,250mm×1,100mm×1,440mmを実現。設置スペースを大幅に削減したことで複数台の導入も可能となり、出力時間の短縮やダウンタイムリスクの回避が可能。
    RICOH Pro C900(オプションを装着したもの)
    RICOH Pro C900
    (オプションを装着したもの)
  • EFI、Fiery及びCommand WorkStationは、Electronics for Imaging, Inc.の米国及びその他の国における登録商標です。
  • Adobe, PostScriptは米国及びその他の国におけるAdobe Systems Incorporatedの登録商標または商標です。
  • Microsoft、Windowsは、Microsoft Corporationの米国その他の国における登録商標または商標です。
  • この他、ニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
  • このニュースリリースの詳細はこちら(PDF)