「高速」「普通紙高画質」を実現したローエンドビジネスカラープリンター
ジェルジェットプリンター^TM「IPSiO G707」「IPSiO G505」を新発売

2003年11月19日
株式会社リコー

　株式会社リコー（社長：桜井正光）は、プリンター「IPSiO」の新シリーズとして、これまでのインクジェットを超える新技術「GELJET^TMテクノロジー」を採用した「IPSiO G^TMシリーズ」を開発し、その第一弾となるA4モデル2機種「IPSiO G707」「IPSiO G505」を新発売いたします。
　「IPSiO G707」はカラー8.5枚/分^※、「IPSiO G505」はカラー7枚/分^※と、1ドラム方式の低価格カラーレーザープリンターより高速出力が可能なうえ、普通紙高画質や低ランニングコストを同時に実現しています。
※JEITA標準パターン J6 （A4）を「標準はやい」モードで印刷した場合
　リコーは、新製品「IPSiO Gシリーズ」をこれまでのインクジェットプリンターやレーザープリンターとは一線を画す"ジェルジェットプリンター"と位置付け、ローエンドのビジネスカラープリンターとしてご提案してまいります。

製品名	IPSiO G707	IPSiO G505
標準価格	89,800円	59,800円
発売日	2004年2月
年間販売台数	18万台

*このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。

　近年オフィス文書のカラー化が急速に進むなか、オフィスで導入されるカラーレーザープリンターは年々増加しており、2003年の出荷台数は20万台を初めて突破する見込みです。また、年間出荷台数約600万台のコンシューマ向けを中心としたインクジェットプリンターのうち、約120万台がオフィスで使用されております。（インターウォッチ調べ）
　ジェルジェットプリンター「IPSiO Gシリーズ」は、「手軽に導入できる本体価格で、低ランニングコストのカラープリンターが欲しい」「現在のインクジェットプリンターよりも高速で、普通紙にも高画質で出力したい」「両面でも高速に出力したい」といったニーズにお応えするものです。
　新製品の発売により、カラーレーザープリンター「IPSiO CXシリーズ」やカラーデジタル融合機「imagio Neo C」とあわせ、多彩なラインアップを実現することで、お客様のさまざまなカラーニーズに対し、より一層きめ細かくお応えしてまいります。
　なお、ジェルジェットプリンターの高速性を体感できるコンテンツや、GELJETテクノロジーについての解説を掲載した専用サイト「

」を11月20日に開設いたします。

＜新技術「GELJETテクノロジー」について＞

GELJETテクノロジーは、「GELJETビスカスインク^TM」「GELJETワイドヘッド」「GELJET BTシステム」が一体となることによって優れた性能を発揮し、新しい価値を提供いたします。

1.速乾・耐水・クリア定着を実現する「GELJETビスカスインク」

• • •一般的なインクジェットプリンターのインクと比べ、約2～4倍の高粘度顔料インク「GELJETビスカスインク」を4色全てに採用。用紙にすばやく定着・乾燥するため、「高速印刷」と普通紙でも滲まない「クリアな高画質」を実現。高速両面印刷にも対応。

2.高速印刷を実現する「GELJETワイドヘッド」

• • •1.27インチ（約32.3mm）の幅広ヘッド「GELJETワイドヘッド」を搭載。1ヘッドには384ノズルを配置。一般的なインクジェットプリンターのヘッドとくらべ、一度に印刷できる範囲が大きく、印刷速度の高速化と高画質化に寄与。

3.レーザープリンター同様のスムーズな用紙搬送を実現する「GELJET BTシステム」

• • •レーザープリンターでも使用されている静電吸着ベルトを用いた用紙搬送方式の「GELJET BTシステム」を採用。ローラーで用紙をはさんで搬送する一般的なインクジェットプリンターに比べ、用紙全体を支えながら搬送するため用紙のたわみがなく、高画質化に貢献。
  • •静電吸着により用紙を搬送するため、高速印刷に対応。両面印刷時もレーザープリンター同等の印字領域を確保。

＜新製品 IPSiO G707/G505の主な特長＞

1.	ビジネスで活用できる高速出力を実現しました。
	・	リコー独自の「GELJETテクノロジー」により、「IPSiO G707」はカラー毎分8.5枚※1、モノクロ毎分14枚※2の高速出力を実現。「IPSiO G505」はカラー毎分7枚※1、モノクロ毎分9枚※2。
	・	JEITA標準パターンJ6 をカラー出力した場合の1枚目のスループットは14秒以下。インクジェットプリンターはもちろん、1ドラム方式の低価格カラーレーザープリンターよりも高速に出力。
	・	両面印刷も高速。「GELJETビスカスインク」の採用により、片面印刷後に乾燥するのを待つ必要がなく反転が可能なため、高速性を発揮。
		※1 JEITA標準パターン J6 （A4）を「標準はやい」モードで印刷した場合 ※2 JEITA標準パターン J1 （A4）を「標準はやい」モードで印刷した場合
2.	普通紙でもにじまない高品質な印字を実現しました。
	・	「GELJETビスカスインク」により、普通紙でもにじまない高画質印刷が可能。さらに「リコージェルジェットプリンター用ハイグレード普通紙」を使用することで、普通紙でも鮮やかな写真高画質を実現。
	・	水に濡れてもにじみにくい優れた耐水性と、普通紙でも色あせしにくい優れた耐光性を達成。
	・	最適なインクサイズを選択する「 M-Dot（Modulated Dot Technology）」を搭載。最大7倍以上異なるインクサイズにコントロールできるため、高階調表現を高速で実現。
3.	低ランニングコストの実現により、カラー印刷を手軽に行えます。
	・	「IPSiO G707」には、標準/大容量の2種類のGELJET カートリッジを用意。大容量カートリッジ使用時は、カラーで8.3円/枚（A4）※1、モノクロで2.3円/枚（A4）※1の低ランニングコストを達成。レーザープリンターよりも低コストで印刷することが可能。
	・	「IPSiO G707」の標準カートリッジ使用時や「IPSiO G505」でも、カラー12円/枚（A4）※1、モノクロ3円/枚（A4）※1と低ランニングコストを実現。手軽にカラー印刷が可能。
	・	リコー独自の「レベルカラー」印刷により、モノクロ同等※2のコストでカラー印刷することが可能。一般的なインクジェットプリンターでのドラフト印刷と異なり、文字データはそのままの濃度でくっきりと印刷、その他のデータの濃度を調整。 ※1 A4サイズ、各色5％チャート出力時 ※2 JEITA標準パターン J9 を印刷した場合
4.	最大750枚の大量給紙やネットワーク対応も可能です。
	・	「IPSiO G707」は、標準の250枚給紙トレイに加え、オプションの「500枚増設トレイ」の装着により最大750枚の大量給紙が可能。 ※「IPSiO G505」は標準の250枚給紙のみ
	・	標準インターフェースにはUSB2.0を採用。480Mbpsの高速データ転送が可能。また、オプションのネットワークボックスの装着により、100BASE-TXや802.11bによる無線LANにも対応。
5.	省エネやレスペーパーなど、環境にも配慮しています。
	・	GELJETカートリッジからヘッドタンクに自動的にインクを補給する「ムダゼロデュアルタンク方式」を採用。カートリッジが空になってもヘッドタンクのインクだけで印刷できるため、カートリッジのインクを全て使い切ってからインク交換が可能。
	・	省エネモードを搭載。省エネモード時の消費電力は6W以下を達成。
	・	グリーン購入法や日本エコマークのプリンタ基準、国際エネルギースタープログラムの基準に適合。
	・	両面印刷※はもちろん、複数ページを1ページにまとめて印刷できる「集約印刷」も可能。用紙の節約に貢献。 ※「IPSiO G505」はオプション
6.	ビジネスで安心して活用いただける充実したサポート＆サービスを用意しました。
	・	本体からオプション品までトータルな保守を行う本体購入時特別パック「GELJETサービスパック」を用意。万一の故障発生時は、交換品をご用意して最短で翌日にお届けするか、またはカスタマーエンジニアによる訪問診断・簡易修理を実施。
	・	年間保守契約も用意。カスタマーエンジニアによる訪問診断・簡易修理に加え、必要に応じて宅配業者による引取り修理を実施。
	・	オプションのUSBプリントサーバーにあらかじめIPアドレスを設定してお届けする「キッティングサービス」も用意。
	・	リコーGELJETプリンター専用のコールセンター「GELJETダイヤルTM」も開設。 ※「IPSiO G」は、株式会社リコーの商標です。 ※「IPSiO Gスペシャルサイト」は、株式会社リコーの商標です。 ※「GELJETビスカスインク」は、株式会社リコーの商標です。 ※「GELJETダイヤル」は、株式会社リコーの商標です。

*このニュースリリースに記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

IPSiO G707

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• 「IPSiO G707」「IPSiO G505」を新発売（0.23MB・全7ページ構成）