ニュースリリース
リコー、データ処理速度を向上したタンデム方式の高速A3カラーレーザープリンター
「IPSiO CX8200」「IPSiO CX8200M」を新発売
株式会社リコー(社長:桜井正光)は、高速A3カラーレーザープリンターの新製品として、(1)スタンダードタイプの「IPSiO CX8200」、(2)カウンター保守方式「M-PAC」※を採用した「IPSiO CX8200M」の2製品を開発し、新発売いたします。
新製品は、「IPSiO Color 8100」(2001年12月発売、標準価格58万8千円)、「IPSiO Color 8150」(2002年2月発売、62万円)それぞれの後継機として発売するものです。カラー毎分28枚(A4ヨコ)、モノクロ毎分38枚(A4ヨコ)の高速出力スピードと、仕分け、ステープルなどを自動処理するフィニッシャー対応を継承しながら、コントローラーのデータ処理速度を向上することで、更なる生産性の向上を実現したものです。
本体標準価格を低価格化したことで、チラシ、カタログ、報告書など、大量のカラードキュメントを高速に出力するカラーオンデマンドプリント環境の構築が手軽に行えます。
※M-PACは、トナーや感光体などの費用を含んだカウンター方式の保守システムです。毎月の出力枚数に応じた保守料金をお支払いいただくことで、定期点検や部品交換、万一の故障時の修理などをリコーが実施し、常に良好な状態にプリンターを維持するものです。プリンターの使用状況の把握が容易に行なえるうえ、ランニングコストを平準化できるなど、効率的な運用を実現いたします。
製品名
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IPSiO CX8200
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IPSiO CX8200M
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標準価格
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49万8千円
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52万円
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発売日
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2002年12月4日
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月販台数
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1000台
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*このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
リコーは、本日発表した新製品2機種から、カラーレーザープリンターのシリーズ名を新たに「IPSiO CXシリーズ」といたします。「CX」とは、Color Expressを意味しており、オフィス向けカラープリンターとしての高速性を訴求した名称といたしました。
<新製品 IPSiO CX8200/同CX8200Mの主な特徴>
1.コントローラーのデータ処理速度を向上することで、生産性をより一層向上します。
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•CPUを64bit RISC CPU(500MHz)※に高速化。SDRAMも従来機比2倍の64MBを搭載。コントローラーのデータ処理速度を向上することで、より一層の高生産性を発揮。
- ※従来機は64bit RISC CPU(300MHz)
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•4連タンデムエンジンを採用。連続出力速度はカラー毎分28枚(A4ヨコ)、モノクロ毎分38枚(A4ヨコ)と高速。両面出力時※もページあたりの連続出力速度は片面時と同速となる高速両面印刷が可能。
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•ファーストプリントはカラー12秒、モノクロ9秒。1枚目から高速に出力。
2.無線LANやBluetoothなど、先進のインターフェースに対応しています。
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- •高速インターフェースの100BASE-TXを標準搭載。
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•IEEE802.11bに準拠した内蔵型無線LANカードにオプションで対応。ケーブルなしで接続できるため、快適なワイヤレスプリンティング環境の構築が可能。
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•新たにBluetooth(オプション)にも対応。携帯端末からの出力も容易に実現。
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•USB2.0にオプションで対応。最大480Mbpsの高速データ転送が可能。
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•さらにIEEE1394/IP over 1394(オプション)など、多彩なインターフェースに対応。
3.省エネルギー設計です。
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•ウォームアップ時間99秒以下を実現。※従来機は119秒
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•省エネモード時の消費電力は、15W以下を達成。省エネモードからの立ち上がりが早く、ウォームアップ時にかかる消費電力も低減するなど、省エネルギー設計を実現。
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•グリーン購入法や国際エネルギースタープログラムの基準に適合。
4.ソート、ステープル印刷により、複数部数のカラー資料を効率的に作成できます。
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•オプションのフィニッシャーを装着することで、丁合や仕分け、ステープル、パンチ穴あけまでを自動処理。
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•標準で550枚×2段給紙と100枚手差しによる合計1,200枚給紙に対応。オプションの給紙テーブルにより最大5ウェイ、3,200枚の大量給紙が可能。
5.マルチプラットフォーム環境での印刷に対応しました。
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•リコーのプリンター言語「RPCS」を採用。Windowsに最適化した描画処理性能と独自の画像処理技術により、グラフィックス処理やイメージ処理でも高速性を発揮。
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•オプションにより、業界標準のCADプロッタ言語HP-GL/2に対応したカラーRP-GL/2や、Adobe純正Post Script 3の拡張も可能。
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•IBM5577エミュレーション※などの拡張も可能。Windowsはもちろん、CAD、UNIX、Macintosh、IBMホスト/AS400の出力まで幅広く対応。
6.リアル1200dpi×1200dpiの高画質出力が可能です。
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•標準でリアル1200dpi×1200dpiの高解像度出力が可能。
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•自動画像位置調整機能や除湿ヒーターの採用などにより、安定した高画質を実現。
7.低ランニングコストなため、カラー/モノクロ兼用機として経済的な運用が可能です。
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•「IPSiO CX8200」のランニングコストは、各色5%、合計20%のフルカラー原稿を印刷した場合に1枚約12円(A4)。モノクロ印刷時も約3.0円※と低コストなため、カラー/モノクロ兼用機として、経済的な運用が可能。
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•「IPSiO CX8200M」はトナーや感光体などの消耗品、メンテナンスパーツを含んだM-PaC保守システムによりトータルコストの低減・ランニングコストの平準化を実現。
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•「アカウント拡張モジュール」※と標準添付のユーティリティソフト「Ridoc IO Admin」により、ユーザーごとにカラー/モノクロの印刷制限が可能。カラー出力が必要な人だけにカラー出力権限を与えることで、無駄なコストを削減。
*このニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
IPSiO CX8200