ニュースリリース
グラフィックデータの出力性能を大幅に向上した高速A3判ネットワークプリンター
「PC LASER NX-510」を新発売
株式会社リコー(社長:桜井正光)は、レーザープリンターの新製品として、グラフィックを多用したプレゼンテーション資料などの出力性能を大幅に向上させながら、先進ネットワークへの高度な対応※を実現した高速A3判ネットワークプリンター「PC LASER NX-510」を開発し、新発売いたします。
製品名
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PC LASER NX-510
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標準価格
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198,000円
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発売日
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1998年2月16日
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月販台数
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2,000台
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*このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。※オプション
<新製品PC LASER NX-510の主な特徴>
1.グラフィックデータや帳票などの高速出力を実現しました。
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(1) グラフィックデータの高速処理
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•新開発の高速グラフィック処理コマンドにより、グラフやイラストの多い企画書や提案書など、プレゼンテーション資料の出力を大幅に高速化。PowerPoint95で作成したデータを出力した場合、当社従来機「PC LASER NX-500」と比べ、約40%の高速出力※を実現。
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(2)マクロキャッシュ機能を搭載し、基幹業務の帳票などを高速出力
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•最上位機「PC LASER NX-1000」で好評のマクロキャッシュ機能を搭載。一旦メモリーに展開されたフォームのデータをそのまま蓄積することで、帳票など定型文書の出力速度を大幅に向上。当社従来機と比べ、約2倍の高速出力※を実現。
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(3)高速CAD出力
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•描画処理の高速化により、当社従来機と比べ、約40%の高速出力※を実現。
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•CAD専用のWindows95/3.1ドライバー(オプションモジュールに同梱)により、CAD特有のペン単位の操作、印刷の領域や位置の補正、自動変倍出力などが可能。
2. 先進ネットワークに高度に対応します。
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(1) 先進ネットワークの高速100BaseLANに対応
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•100Base-TXと10Base-Tを自動切換えできるマルチプロトコルネットワークボードをオプションに用意。
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(2)標準ネットワーク管理プロトコルのSNMPに対応
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•TCP/IPネットワークにおける標準ネットワーク管理プロトコルのSNMPに対応。SNMP対応の汎用ネットワーク管理ソフトからのプリンター状況監視が可能。
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•さらに、リコーオリジナルのネットワーク管理ユーティリティー「Network Patrol」(オプション)を利用すれば、プリンターの一覧状態表示や、用紙・トナー切れなどの情報表示のほかにプリンター設定が可能。
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(3) インターネットブラウザーからプリンターの状況監視が可能
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•インターネットエクスプローラーやネットスケープナビゲーターなど、汎用的なインターネットブラウザーからプリンターの状況監視が可能。
3.ワークグループ出力用途を支えるハイパフォーマンスです。
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(1)連続プリント毎分20枚、最大1,700枚給紙に対応
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•連続プリントスピード毎分20枚の高速エンジンを採用。ファーストプリントタイム(用紙が搬送され始めてから出力されるまでの時間)は、約10秒。(A4判ヨコ)
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•500枚の給紙トレイに加え、200枚給紙のマルチトレイを標準装備。さらに、オプションで500枚収容できる給紙トレイを2段まで増設できるため、最大で1,700枚の大量給紙が可能。共有プリンターとして使用する場合の、用紙交換の手間を大幅に軽減。
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(2) 64ビットRISC CPU(133MHz)搭載により、高速データ処理を実現
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•コントローラーには、64ビットRISC CPU(133MHz)を搭載。(従来機は、64ビットRISC CPU(100MHz)
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(3) Windows95やWindowsNTの標準フォントに対応したプリンターフォントを搭載
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•Windows95/NTの標準TrueTypeフォントすべてに対応したプリンターフォントを搭載。データ転送時の文字データ量を大幅に削減するため、高速なプリントアウトを実現。
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•TrueTypeフォントキャッシュ機能の搭載により、丸ゴシック体などのTrueTypeフォントでも、高速出力を実現。
*このニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
PC LASER NX-510